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懐かしい名前で帰ってきた…最高の男の代名詞「ポマードヘア」
- 数年前まで「ポマード」という単語は聞き慣れないものだった。しかし、最近になって昔流行したポマードヘアスタイルが再び注目を浴びている。ポマードという用語は、1940年代に初めて登場した。単語の意味は「リンゴ」のフランス語が語源だ。リンゴを意味するフランス語のポム（pomme）と同じように、リンゴの香りがするヘアオイルだ。すなわち、ポマードは固定力を持っている油で髪に艶を与え、自分が望む髪型にスタイルを演出するときに使用していたヘアケア製品だ。主に50~60年代に多く使用され、代表的なヘアスタイルにもなった。
ポマードヘアという名前は、過去に多くの人々のスタイルを生み出したこの製品から生まれた言葉だと考えればよい。
最近、男性芸能人を介してスタイリッシュに変化したポマードヘアは、1950年代には少しかっこつけたい男性がしていたスタイルだった。当然当時の最高の男の象徴でもあった。< ポマードスタイル 写真=Google >
昔の白黒映画時代に見たポマードヘアの写真（左）と、ヘアオイルを塗って非常にクラシックですっきりとした8：2分けのポマードスタイルを演出した写真（右）は、良いコントラストをなす。ポマードは大きく油性ポマードと水性ポマードに分けられ、油性ポマードは文字通り油成分で多くの人が知っているあの「ポマード」だ。ちなみに洗浄力を除けばセッティング力や光沢など、すべての面で水性ポマードよりもはるかに優れている。このため、油性ポマードに固執する人も多い。
水性ポマードはその名の通り、水をベースにしたポマードだ。油性ポマードに比べてセッティング力や、ツヤ感のような面ではまだ劣るが、最近になってセッティング力の良い水性ポマードも出てきている。特に洗浄力については油性ポマードとは異なりとてもよく落ちるため、油性ポマードの代わりに水性ポマードの使用が増えている傾向にある。< ポマードヘアの俳優キム・ウビン 写真=SBS >
国内芸能人で代表的なポマードスタイルといえばキム・ウビンを挙げることができる。SBSドラマ『相続者たち』に出演した当時、彼はドラマのキャラクター上、強靭な姿を表現しなければならなかったため、片方にすべて流すポマードスタイルを演出して印象的づけた。
これまで8：2で分けたスタイルが典型的なポマードヘアだった場合、最近では5：5や上の写真のように片側にすべて流したり、輪郭と髪質に応じて少しずつ変化したスタイルを演出している。オシャレな花中年で有名な映画俳優チョン・ウソンもポマードヘアとクールなファッションで多くの愛を受けた。特に分け目を8：2で分けて片方は短く降ろし、もう片方を流すスタイルをしたり、最初から片方にすべて流すスタイルをよくした。ポマードはこのように年齢を重ねても素敵な個性を演出できるスタイルだ。< トレンディなポマードスタイルのチョン・ウソン 写真=チョン・ウソンインスタグラム >
トレンディなポマードヘアの基本は、ツーブロックカットでスタイルを作る。カットによる軽さと重さの表現の仕方によってスタイリングの雰囲気が違ってくる。ポマードヘアを固定させるためにはハードタイプを選択し、髪を乾かしてからスタイリングする。前髪を簡単にコームを利用して8：2または6：4、5：5等、自分が希望する比率で分け、髪の方向に応じてドライすればよい。この時、横の髪をぐっと抑えるのがポイントだ。きちんと抑えたら前髪は十分にボリュームを生かしてスタイリングすればよい。
個性的でおしゃれな男に変身したいなら、スタイリングが簡単ながら視線を集めることのできるポマードスタイルに一度挑戦してみるのもいいだろう。自分が自信を持っていれば相手にもハッピーウイルスを伝達する媒介体になれる。ヘアスタイルは、意外に大きな力を持っている。 - MKスタイル チュ・ドンジュン 記者 / アドバイス：ジウ（ヘアデザイナー） | 入力 2017-07-02 09:03:23
