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20代を魅了する個性トレンド - ヒップホップスタイル「ストリートファッション」
- 最近『SHOW ME THE MONEY』や『UNPRETTY RAP STAR』などの番組に支えられ、ヒップホップが大韓民国のトレンドの中心に立っている。音楽だけでなく、それに関連するファッションにも大衆が関心を持つようになった。
2000年代初頭までのヒップホップファッションはワイドパンツにベルトを長く垂らす、一般人にとっては近寄りがたい彼らだけのスタイルリーグだった。しかし、最近では20代がよく着るような、少しルーズなセミオ・バフェットスタイルへと進化しながら、一般大衆が楽しむにも負担がなくなった点が特徴だ。< 20代を中心に急速に人気上昇中のストリートブランド。
グラビアのパク・ジェボム（左）とHeize ⓒMKスタイル / カジュアルブランドNBAインスタグラム >
ヒップホップファッションは、若い層の文化を表現するカジュアルブランドを総称する。特にハイエンドのブランドと区別するために呼ばれている「ストリートブランド」などの人気が20代を中心に急激に高まったことも、ヒップホップファッションが20代の新しいファッショントレンドに鎮座する大きな役割を果たした。
ストリート文化というのは、文字通り「道路」文化だ。街で若い世代が心と体で体験して楽しむことを表現したもので、スケートボード、バスケットボール、ヒップホップと関連が深い。3つの要素のすべてが路上でたくさんのお金がなくても楽しむことができるという点で、若い世代に人気が高い。
もちろん、1990年代にもヒップホップやバスケットボール、スケートボードはあった。ところが、一歩遅れて世界中のトレンドになったのは、今の世代が自分のことを表現することにこれまで以上に熱狂するからだ。自分が乗るスケートボード、楽しいヒップホップとバスケットボールをSNSを通じて自慢し、共感を得ることに熱中する。「いいね」を得られた分、他人に簡単に認められて話題になりうるからだ。
特にヒップホップスタイルの強烈なデザインと色が、自分を表現することを躊躇しない20代などからの人気を一身に受け、複数のストリートファッションスタイルの中でも最も自分の個性をよく表現できるファッションスタイルへと成長を導いた。< 人気バラエティ番組『ランニングマン』でボールキャップでファッションにポイントを与えたソン・ジヒョ（右）。
最近流行しているボールキャップはレタリングからNBAチームのロゴまで、様々なスタイルがある ⓒMKスタイル / SBS >
それでは、日常生活で最も簡単に演出できるヒップホップスタイルのファッションアイテムは何だろうか。 20代の間で最も一般的なストリートファッションアイテムとして定着したのは「キャップ」だ。
別名「New Era（ニューエラ）」と呼ばれるつばがまっすぐになったキャップは、ヒップホップスタイルのファッションアイテムとして、ストリートファッションを楽しむ人でなくても1つくらいは持っている必須アイテムだ。最近では、従来の堅くまっすぐなつばではなく、やわらかい曲線のつばが特徴のボールキャップ（ball cap）が、快適さと自然なスタイルを演出できる必須アイテムとして注目を集めている。< ラブリーなピンクのメッシュがポイントのTシャツにボールキャップでストリートファッションを演出した歌手Heize ⓒMKスタイル / カジュアルブランドNBAインスタグラム >
ヒップホップスタイルのストリートファッションを手軽に楽しむことができる他のアイテムはTシャツだ。カジュアルで楽に着ることができ、他のアイテムに比べて負担が少なく取り入れやすいTシャツは、自由なイメージを強調するストリートブランドの個性をよく表現するアイテムだ。
ロゴやレタリングTシャツならさらに気軽に取り入れやすく、できれば人々が理解できる内容がプリントされたものを選択するのが良い。奇妙なフレーズやイメージは、周囲の人々に難解なファッションを楽しむ人だと誤解されることもあるからだ。基本的なストライプTシャツでも、その上にロゴプリントが入っていれば他の似たようなTシャツよりも個性的なコーディネートを演出することができる。< よく知られている米国バスケットボールチームのロゴを多様に活用したノースリーブでヒップホップのスタイルをよく表現したHeize（左）とガールズグループ宇宙少女エクシ
ⓒMKスタイル / カジュアルブランドNBAインスタグラム >
フェスやクラブのような場所でも涼しい着用感のノースリーブは、ヒップホップスタイルを代弁するメインアイテムだ。特にNBAの選手が実際に試合で着るジャージスタイルにチームのロゴとレタリングを適用した「ストリートブランドNBA」のノースリーブの場合は、原色の強烈な感じからベーシックでシックなムードまで、多彩に演出できるようにホワイト、ブラック、レッド、グリーン、ブルー、イエロー、バイオレットなど、様々なカラーで構成されており、男女誰でも自由なスタイリングが可能だ。
着心地が軽くゆったりした半袖Tシャツの上に着たり、体にぴったりフィットするノースリーブインナーの上に着れば、重ね着した感じを与えながらもアクセサリーなしのアイテム1つだけでポイントを与えられる。この時、パンツは少しルーズなハーフパンツやデニムで難なくスタイリングが可能だ。
ヒップホップファッションは夏の休暇でも例外ではない。ユニークなファッションアイテムで自分だけの個性を表現したい場合は、ヒップホップスタイルのストリートファッションアイテムに注目してみる必要がある。これまで消極的にチェレンジしてきたならば、今年の夏はもう少し強いカラーとプリントが入ったTシャツと帽子を活用してみるのはいかがだろう。休暇で注目されるホットなスタイルの主人公、ヒップホップファッションがその夢を叶えてくれるかもしれない。 - MKスタイル チュ・ドンジュン 記者 / アドバイス：ナ・ヨンフン（ファッションデザイナー） | 入力 2017-07-31 09:00:00
