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韓国社会、就職整形は選択ではなく必須

外見管理と整形に対する認識調査 

    青年失業が深刻な社会問題として台頭し、就職競争で生き残るための目的で整形を敢行する20、30代の若い層が急増している。

    これは、過去、両親の反対を押し切る自発的な整形から最近では両親の勧めで整形する非自発的整形まで増え、韓国社会に蔓延する整形万能主義を実感させている。ある就職ポータルサイトが成人男女408人を対象に調査した「外見管理と整形に対する認識」によると、「美しい外見が人間関係、社会生活に肯定的な影響を及ぼすだろうか」という質問に「非常にそう(51.0%) 」と「ほとんどそうだ(42.4%)」という回答が93.4%で圧倒的数値を記録した。

    しかし、整形に対する拒否感は本人の整形は23.8%、異性の友達の整形は36.3%で「自身は大丈夫だが異性の友達はダメだ」というやや一貫しない考えを持っていることが分かった。しかし、知らない人の整形に対する拒否感は10.8%にとどまり、整形人口が増え、整形するかどうかに対する信念が微弱になる最近の社会の雰囲気を表わした。

    整形に対する拒否感を感じる理由(複数回答)としては、「整形をする人が過度に増えて(61.1%)」「個性が失われるようだ(41.7%)」、「副作用が深刻な場合が多い(41.4%)」などの回答があった。しかし「就職や離職のために外見整形をしなければならないのであれば、する考えがあるか」に対する質問には10人中3人(34.3%)が「ある」と答え、整形を通じてでも就職難を克服しようとする切迫感を表した。

    社会が発展し、家、外見、学歴まで全て完璧であってこそ社会的に成功することができるという風潮が広がり、整形を通じた外形改造が当然視される雰囲気だ。整形が倫理的に問題になることはないが、激しい競争の中で生き残るために、後天的進化を夢見ることが果たして真の進化なのか、1度は考えてみることだ。
  • シークニュース_ハン・スクイン記者/写真= photopark.com | 入力 2014-09-01 11:32:56