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サムスン、歴代最大の240兆投資計画を発表…4万人雇用も

  • サムスンは2023年までの3年間に半導体・バイオなどの戦略事業に240兆ウォンを新たに投資し、4万人を直接雇用することにした。李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長が13日に仮釈放で出所してから11日ぶりに電撃発表された、大規模な投資・雇用計画だ。サムスンが投資すると明らかにした240兆ウォンは、サムスン電子の昨年の年間売上げ236兆ウォンを超え、2018年に発表した180兆ウォンの投資計画よりも多い。単一企業では史上最大規模だ。

    サムスン電子を含む主要な関係会社は去る24日、240兆ウォンの投資と4万人の雇用を骨子とする投資・雇用と共生生態系の造成計画を発表した。サムスン側は「コロナ19以降に予想される産業・国際秩序や社会構造の大変革に備え、将来的にわが国の経済・社会が直面する課題に対する企業の役割を果たすためのもの」だとの趣旨を明らかにした。

    去る13日に出所した李副会長は仮釈放の当日、サムスン電子瑞草社屋を訪れて主な経営陣に会ったことに続き、メモリとファウンドリ事業を含む主要な事業部門の幹部と相次いで懇談会を持ち、今回の投資・雇用計画を議論したと伝えられた。

    サムスンは特に240兆ウォンのうち180兆ウォンを国内に投資することにした。 2018年8月に発表したものよりも、国内投資規模を50兆ウォン増やしたレベルだ。財界の関係者は「国内投資の拡大を通じて雇用を増やしつつ経済的活力を高め、サムスンの社会的期待に応えるためと解釈される」と評価した。

    サムスン電子は14ナノメートル以下のDRAM、200段以上のNAND型フラッシュメモリなどの次世代製品の開発に投資して、メモリ半導体部門で圧倒的な競争力を維持し、システム半導体は既存の投資計画を早期に執行して世界1位へ飛躍する基盤を整えるという方針だ。

    また「ポストコロナ19」に備え、バイオ事業を「第2の半導体」として育成する計画だ。現在、仁川の松島(そんど)に建設中の第4工場が完成すれば、サムスンバイオロジクスは生産能力62万リットルで、バイオ医薬品受託開発・生産(CDMO)の分野で圧倒的な1位となる。

    一方、サムスンは3年間で4万人を直接採用すると発表した。通常の採用計画によると、3年間の雇用規模は約3万人だが、尖端産業を中心に1万人ほど雇用を拡大することにした。大規模な国内投資と56万人に達する間接的な雇用創出効果も発生するだろうとサムスンは期待した。
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  • 毎日経済 | ノ・ヒョン記者 | 入力 2021-08-25 00:25:47