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日本車が韓国で強気のマーケティング、円安で大幅割引も

新型カムリ2千万ウォン台…日産・ホンダ大幅割引 

    • < 円安を前面に出した日本車の割引・マーケティング >

    急激な円安を前面に出して、トヨタ・日産・ホンダなど日本車メーカーが、韓国市場でも大規模な割引攻勢を繰り広げる。

    韓国トヨタは来月、国内市場に2015年型新型カムリを2000万ウォン台後半の価格で出荷する予定だ。トヨタのベストセラーモデルのカムリの国内販売価格は、2010年の3500万ウォンから2012年の3350万ウォンに下がったことに続き、今回は円安効果を前面に押し出して、同じクラスである現代自動車のLFソナタと同様の2000万ウォン台後半の価格政策を検討していると伝えられた。

    来月、新型SUVのキャシュカイを出荷する予定の日産コリアも、国内発売価格を3200万~3900万ウォンに決定した。輸入車市場で最も人気の高いドイツのフォルクスワーゲンのティグアンよりも500万~1000万ウォン程度安くキャシュカイの価格を策定した点が目を引く。これとは別に、日産コリアは10月ひと月間にアルティマ2.5やパスファインダー、ジュークなど主力モデルの購入顧客を対象に、最大250万ウォン相当の注油商品券の提供と、36ヶ月無利子分割払いなどの特別割引イベントを実施する計画だと明らかにした。

    ホンダコリアも10月ひと月間、ベストセラーSUVモデルのCR-Vの購入顧客に最大300万ウォンを、ミニバンのオデッセイと大型SUVパイロットはそれぞれ100万ウォンを割引して提供する予定だと明らかにした。

    輸入車業界の関係者は「日本車メーカーは円安を土台に、価格割引・マーケティング攻勢を強化して乗り出すだろう」と予想した。

    韓国市場ではドイツ車を前面に出した欧州車メーカーが輸入車販売の80%以上を占める状況で、日本車メーカーの価格割引攻勢がどれほど効果を出すのかはまだ不透明だという見通しも出ている。

    国内輸入車市場での日本車メーカーは、2008年の35.5%から2010年は26.4%のシェアを記録したが、ドイツ車の躍進に押されて、今年8月末現在のシェアは11.7%にとどまっている。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-01 17:26:23