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韓国政府、税制優遇で円安を活用…これを機会に設備投資を
政府、税制・金融支援の強化…円は1ドル110円台に墜落
- 政府は円安で被害を受けている中小企業のための、特別な支援策を用意する。また円安をきっかけに、中小企業が日本などの海外から原材料輸入を増やす場合は、税制・金融上の優遇を強化することにした。最近の円安による被害を防止し、この機会をきっかけに企業の体質改善を誘導するという趣旨だ。
政府関係者は1日、「最近の円安によって被害が懸念されているだけに、今月中に被害企業の補償と企業体質の強化策などを含む、政府レベルの円安対策を発表する予定」だと明らかにした。この日午前一時、東京外国為替市場で円は対ドルで110円まで下落し、2008年8月25日から6年1ヶ月ぶりに最低値を記録した。ソウル外国為替市場におけるドル当たりウォンも、前日より7.5ウォン下落した1062.7ウォンを記録した。この日の午後3時時点で100円当たりのウォンは967.59ウォンを記録し、前日（964.8ウォン）より小幅下落した。
政府関係者は、「最近の円安を、一時的ではなく中・長期的な現象と見ている」とし、「このような観点から対策を準備する」と語った。政府は中小企業が設備投資のために、日本など海外からの原材料を輸入する場合に関税を50％以上削減する案を推進することにした。
また外国為替平衡融資の際に中小企業が負担する金利も、現在より下げる案を推進することにした。
あわせて外国為替平衡基金の外貨融資支援規模を拡大し、原資材の導入などの運転資金も支援対象に含めることにした。これとともに、為替リスク管理が脆弱な中小企業には為替リスクの管理支援を強化し、政策資金も支援することにした。 - 毎日経済_ノ・ヨンウ記者／チェ・スンヂン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-01 17:42:21
