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[単独] 韓LGESとホンダ、米国にバッテリー合弁法人を設立

  • 「韓・日」両国の代表企業であるLGエネルギーソリューションとホンダ自動車は、米国にバッテリー工場の設立を推進する。閉鎖的な部品供給網とハイブリッド車中心の戦略を固守してきたホンダが、LGエネルギーソリューションに手を差し伸べたのは異例だという評価が出てくるなかで、両国間の経済協力の再開の糸口となるか注目される。

    13日の関連業界によると、今月末の有価証券市場への入場を控えたLGエネルギーソリューションは、日ホンダと電気自動車用バッテリーの合弁法人設立を議論している。両社は2020年に発効した新北米自由貿易協定(USMCA)に合わせ、米国内にバッテリー工場を建てる方案を協議中だと伝えられた。 USMCA体制では北米3国(米・カナダ・メキシコ)で生産される自動車部品の装着比率が段階的に高まり、2025年からは75%以上であれば無関税の恩恵を受けることができる。

    法人の設立時点と持分比率や工場用地などはまだ確定していないが、最大で40GWh(ギガワット時)規模の工場建設を検討している。これは高性能の純粋な電気自動車を基準にして、毎年60万台を生産できる規模だ。金額で推し量ると4兆ウォンに達すると推定される。

    一般的に完成車企業とバッテリー企業が合弁法人を設立する際に費用を半分ずつ負担したという点を勘案すれば、LGエネルギーソリューションが兆単位の大規模投資を準備すると分析される。権映寿(クォン・ヨンス)LGエネルギーソリューション副会長は去る10日に開かれた記者懇談会で、「GMと現代自動車およびステランティスと合弁を推進しており、まもなく他の(完成車)企業との合弁法人の設立計画を発表する予定」だとしながら、新規合弁法人の設立を予告したことがあった。

    業界では自国中心の閉鎖的な部品網を構築した日本の完成車企業が、韓国のバッテリー企業と協力に乗り出したのは前例のないことだと見ている。これまで日トヨタ自動車と日ニッサン自動車はパナソニックやNECなどは、日本現地のバッテリー企業と合弁法人を設立してバッテリーを受給した。ホンダもジーエス・ユアサ(GS Yuasa)とバッテリー合弁会社ブルーエナジーを設立している。

    しかし最近は日本のバッテリー企業が苦戦を免れず、状況が急変した。 GSユアサはドイツ自動車部品企業のBOSH(ボッシュ)と進めたバッテリー合弁事業をたたみ、ニッサンと提携関係を結んだ日NECは自動車用バッテリー事業から撤収した。

    世界8位の完成車企業であるホンダは昨年、日本の主要完成車企業の中では初めて、完全な電気自動車体制に転換すると宣言した。 2040年までに全モデルを電気自動車に切り替えるという青写真を出したわけだ。 GMとLGエネルギーソリューションが共同開発した電気自動車専用プラットフォーム「Ultium(アルティウム)」をベースに、2024年に米国で新車を出す計画だ。
  • 毎日経済 | イ・ユンジェ記者/パク・ユング記者/イ・チュッポク記者 | 入力 2022-01-14 08:56:16