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現代重工持株、昨年の営業利益1兆超え…創社以来で最大

    • 現代重工業持株の経営実績


    昨年、現代重工業グループは精油と建設機械部門の実績好調に支えられ、創設以来で最大の売上げと営業利益を記録した。造船部門では通常賃金判決による充当金の設定などによって1兆ウォンを超える営業損失を記録したが、昨年の受注物量の増加分が今年の下半期から売上げに反映され始めれば、今年の実績は大きく改善される見通しだ。

    現代重工業グループ持株会社である現代重工業持株(Hyundai Heavy Industries Holdings)は7日、昨年の連結営業利益は1兆854億ウォンで黒字転換したと公示した。同じ期間における売上高は48.9%増加した28兆1587億ウォンと暫定集計された。売上高と営業利益ともに、現代重工業持株が2018年に発足した以来で最大の規模だ。

    実績を牽引したのは精油・建設機械部門だ。現代オイルバンク(HYUNDAI OILBANK)は昨年、売上げ20兆6065億ウォンと営業利益1兆1424億ウォンを収めた。国際原油価格が上がって在庫効果が拡大し、石油製品の需要も回復して精製マージンが高まった。現代建設機械は昨年、売上げ3兆5520億ウォンと営業利益1818億ウォンを記録した。 2017年に現代建設機械が独立法人として発足した後で最大の売上げだ。

    この日、現代重工業グループの造船部門中間持株会社である韓国造船海洋(KSOE)も2021年の年間実績を発表した。韓国造船海洋は昨年、売上高15兆4934億ウォンと営業損失1兆3848億ウォンを記録した。環境に配慮した船舶の発注の増加など、市況の回復傾向による建造物の増加効果で売上げは前年同期比で4%増えた。ただし通常賃金判決と昨年上半期の鋼材価格の急騰による充当金の設定などの影響で、営業損失は1兆ウォンを超えた。
  • 毎日経済 | ムン・グァンミン記者 | 入力 2022-02-07 19:35:48