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ヨウカー効果でTeenieWeenieやDIDIER DUBOTがスターブランドとして浮上
ティニーウィニーやディディエ ドゥボウ、トータルアート…中国人気が韓国市場につながって
- 中国人観光客（ヨウカー）が低迷したブランドを活気づけるかと思うと、無名ブランドを一躍スターブランドに変貌させている。それこそ「ヨウカーの力」だ。
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代表的な例はイーランドのカジュアル衣料品ブランド「ティニーウィニー（TeenieWeenie)」だ。15年を経たブランドのティニーウィニーはヨウカーのおかげで最近、再び全盛期を謳歌している。ティニーウィニーはロッテデパート「ヤングプラザ店」で、今年に入って月平均の売上げが前年との対比で2倍に増えた。月10億ウォン以上の売上を上げている明洞店は、ヨウカーが多く訪れる週末や連休には、中国観光客の売上げが50％以上を占めるほどだ。
立ち上げた当時は、中高生たちが好んで着る低価格カジュアルブランドとして脚光を受けたティニーウィニーは、以後は主顧客層が年齢をとってブランド・ポジショニングに失敗し、国内では停滞期をたどっていた。しかし中国に突破口があった。2004年、中国に進出したティニーウィニーは、中国人が好むクマをキャラクターに形象化して人気を集め、現在は中国でのみ年間売上げ5000億ウォン、1220店舗のメガブランドに成長した。
中国での人気のおかげで、韓国を訪問するヨウカーがティニウィニー店を訪問し、韓国市場の売上げもともに急成長を見せている。
ティニーウィニーの売り場関係者は、「現地化により国内製品と中国製品は異なり、韓国に来たヨウカーは中国では見られない、一味違ったラインと製品を見る楽しみで明洞ティニーウィニー店を尋ねてくる」と説明した。ヨウカー人気に力づけられて、ティニーウィニーは最近、明洞に2号店をライフスタイルショップとして新たにオープンした。総面積730平方メートル（220坪）に及ぶ4階建て店舗で、世界のティニーウィニー店舗の中で最大規模を誇る。従業員の80％以上は中国語の堪能者を配置した。
国内でよく知られていなかったブランドが、ヨウカーのおかげで一躍スターブランドに浮上した事例もある。グローバルジュエリーブランド「ディディエ デゥボウ（DIDIER DUBOT）」はドラマ 『星から来たあなた』でチョン・ジヒョンが身に着けてから人気を呼び、名前を知られた代表的なヨウカー恩恵ブランドだ。DIDIER DUBOTブランドは代表アイテムのフレンチ式重ね着リングが「チョンソンイ・リング」としてヨウカーに飛ぶように売れ、トレンディなジュエリーブランドとして確実にイメージを刻みこんだ。
株式会社サムウの陶磁器ブランド「トータルアート（total art）」も、ヨウカーに人気を呼んで名前をあげた。中国でロッテデパート威海店・瀋陽店・成都点に入店したトータルアートは、韓流をモチーフに韓国色がぷんぷんと薫る伝統的磁器とマグカップやティーセット、鍮器とスヂョのセットなどで中国現地で人気を集めている。
トータルアートは特に中国人を狙ったマーケティングと現地化戦略を国内店舗にも適用し、ヨウカーから脚光を浴びている。そのおかげで、今月初めの国慶節期間の売上げは通常よりも4倍ほど増えた。サムウ社のチョ・ドンファン代表は、「中国産の低価格陶磁器とヨーロッパ産の高級陶磁器の攻勢で、国内陶磁器産業は低迷しているが、中国の消費者の好みに合った製品開発とマーケティング戦略を展開したことが功を奏した」と語った。 - 毎日経済_キム・ヂュヨン記者／ソ・ヂヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-08 17:06:48
