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韓国政府、追加景気浮揚のために解放した額が31兆に

「経済深刻」5兆さらに放つ…政府、劇薬処方 

    • < また増える、政府の金の開放 >

    政府は追加景気浮揚のために、今年の下半期に5兆ウォンをさらに解放することにした。今年の下半期だけで26兆ウォンに達する巨額を解放して景気を奮い起こそうとしたが、最近企業投資が急減し、民間消費も進まないとみるやいなや劇薬処方を選択したわけだ。

    崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理は8日午前、政府ソウル庁舎で経済長官会議を開き、「基金支出や公共機関投資などを1兆4000億ウォン増やし、設備投資ファンドと外貨融資の年内執行を3兆5000億ウォン拡大する」とし、「これを通じて、政策資金パッケージ41兆ウォンのうち、年内執行額を26兆ウォンから31兆ウォン以上に増やす」と明らかにした。

    これには幸福寄宿舎の建設(418億ウォン)、発電所周辺地域の支援(320億ウォン)、芸術活動の後援(127億ウォン)など、政府が基金を通じて予定より早く使える少額資金が総網羅された。さらには債務削減を推進する公的機関までも、7000億ウォン規模の設備投資を年内に早期執行することにした。設備投資ファンドと外貨融資の3兆5000億ウォンは、来年に使う資金を今年に前倒しして使う方式だ。

    これにより、新経済チームが拡張的マクロ政策を通じて開放する資金規模は、41兆ウォンから42兆5000億ウォン水準に増えることになる。

    最大限に拡張的な政策パッケージを組んだとした政府が、1ヵ月あまりで再び追加で金の解放に乗り出したことは、それだけ最近の経済状況が深刻だからだ。家計消費と企業投資がすべて不振のうえに、円安のトンネルをくぐりつつ大企業の実績さえそがれる状況で、今年に景気の火種を生かすことができなかった場合は手の打ちようがないというのが政府の判断だ。
  • 毎日経済_チョン・ボムヂュ記者/パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-08 17:39:29