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完全復活した韓国造船業、受注量の半分占める 世界トップの実績

  • 韓国の造船会社が第1四半期に世界で発注された船舶の半分ほどをかき集めて受注実績で世界トップに躍り出た。6日、造船・海運市況の分析機関であるクラークソンリサーチによると韓国は今年1~3月、全世界の船舶発注量920万CGT(259隻)の49.7%にあたる457万CGT(97隻)を受注した。同期間、中国は386万CGT(130隻・42%)を受注し韓国と7.7%差で2位に順位が下がった。韓国の造船会社が第1四半期の受注集計で中国を上回ったのは7年ぶりだ。

    2015年の第1四半期当時、韓国と中国の受注占有率は、それぞれ29%と28%だった。韓国の造船会社の第1四半期の市場占有率が50%に迫ったのもクラークソンリサーチが関連集計を始めた1996年以来26年ぶりのことだ。

    特に、韓国の造船業界は高付加価値船舶競争力部門で独歩的な地位を維持している。韓国は今年第1四半期に発注された14万㎥以上の大型LNG(液化天然ガス)運搬船37隻のうち26隻(70%)を受注した。1万2000TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)級以上の大型コンテナ船は38隻のうち21隻(55%)を受注した。

    船種別の発注量を見ると全世界で大型LNG運搬船の注文が目立つ。今年第1四半期の大型LNG運搬船の発注量は計296万CGT(34隻)で、昨年の17万CGT(2隻)比17倍以上増えた。

    全世界の受注残量は先月末基準で9471万CGTと集計された。国別受注残高は中国(3948万CGT)、韓国(3238万CGT)、日本(912万CGT)の順だった。韓国造船海洋、サムスン重工業、大宇造船海洋の国内造船3社は今年第1四半期に約132億ドル(約16兆ウォン)規模の船舶を受注し年間目標額の37.5%を達成した。
  • 毎日経済 | ムン・グァンミン記者 | 入力 2022-04-06 17:38:04