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韓国トヨタ、早い出庫戦略により4月の販売量が前年比24%増

  • 会社員のパク・ヨンジェさん(37)は、昨年12月に予約したキア自動車の新型スポーテージハイブリッドを諦めた。予約当時は待つ自信があったが、出庫がいつになるか約束することさえ難しくなったためだ。今月基準でスポーテージハイブリッドは少なくとも1年6か月以上待たなければならない。結局、パクさんはRAV4(ハイブリッド)新型を購入した。先月の第1週に申請し第4週に出庫された。

    半導体需給難の中、輸入車ブランド間で明暗が分かれている。長くは1年以上かかる出庫戦争の渦中に早ければ2週間で新車を受け取ることができるトヨタの善戦が目立つ。韓国市場で特に人気の高いボルボ自動車はアウディとフォルクスワーゲンを抜いて先月、輸入車販売台数3位を占めた。

    6日、CARISYOUデータ研究所によると先月トヨタの乗用車新車登録(販売)台数は648台で昨年同月(523台)より23.9%増加した。

    RAV4(ハイブリッド)新型の効果を考慮しても注目すべき成長ぶりというのが自動車業界の評価だ。今年初めに新車を発売したアウディやミニ、プジョー、フォードなど、ほとんどの輸入車ブランドの販売台数が前年同月より大幅に減少した。フォードは前年同期比79.1%減少し輸入車ブランド1位のベンツの販売台数も7.3%減少した。

    半導体の需給難に適切に対応し在庫管理をしている点がトヨタの販売台数が増加した理由と分析される。トヨタの関係者は「顧客を待たせないのがトヨタの原則」と伝えた。トヨタは長くても1か月で新車を受け取ることができる。一方、ボルボは今年4月、国内で1332台を販売し輸入車販売の占有率でベンツとBMWに続き3位になった。ボルボが月別販売台数基準で3位についたのは今回が初めてだ。
  • 毎日経済 | イ・セハ記者/ウォン・ホソプ記者 | 入力 2022-05-06 17:43:52