記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

中国ピンアンリース、韓国で1億ドル調達 初の債券発行

最大の総合金融グループの系列会社 

  • 中国のピンアン(平安)保険グループ系列会社のピンアンリース(平安国際金融租賃)が韓国で1億ドル(約1050億ウォン)規模の資金調達に乗り出す。中国本土の金融機関が韓国の投資家を対象に、ドル資金調達に乗り出すのは今回が初めてだ。

    23日、中国現地金融機関によると、最近ピンアンリースの経営陣が韓国を訪れて、産業銀行(サノブウネン)などと1億ドル規模の資金調達を協議したと伝えられた。今回の資金調達には中国系銀行と産業銀行が支払保証などで参加する予定だ。今回の資金調達を契機に、中国最大の総合金融グループであるピンアン保険と韓国金融機関の協力が強化されると予想される。

    ピンアンリースは韓国で私募債の発行を通じた資金調達を優先的に念頭に置いている。ピンアンリースは11月中に、最終資金調達案を確定する計画だ。中国金融機関の関係者は、「中国内の金融機関のなかで、韓国でドル建て債券を発行するのは最初」だとし、「人民元の直接取引市場の開設など、韓・中両国間の金融協力が増大している状況から、意味のある資金調達と思う」と明らかにした。

    ピンアンリースは、韓国での人民元建て債券の発行にも近いうちに乗り出す計画だ。去る9月末、韓国去来処(KRX)は人民元の債券流通市場を完備して、韓国でも人民元建て債券の場内取引が可能になった。

    最近、ウリ銀行が2億元の人民元建て債券を国内で初めて発行し、中国工商銀行の香港法人も、1億8000万元規模の人民元債券を発行している。

    今後は中国本土の金融機関と企業の、韓国での人民元債券発行が続くもの期待されている。韓国の債券金利が中国よりも低いレベルであることから、中国企業は韓国での人民元建ての債券発行に大きな関心を見せている。ピンアンリースは2012年9月に設立されたリース会社で、企業の設備レンタルを主業務にしている。
  • 毎日経済_北京=チョン・ヒョクフン特派員/ソウル=アン・ヂョンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-23 17:47:02