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端通法の隙間市場、ワインフォン・キッズフォンなど… 「特化フォン」人気

端末機流通構造改善法 

    端末機流通構造改善法(以下、端通法)が施行され、プレミアムスマートフォンの販売量が半減した中、中壮年層や学生達を狙った「特化フォン」が人気を集めている。スマートフォンの購入価格が上がり、料金制も複雑で、簡便な機能だけを望む利用者たちには特化フォンが備えた価格競争力がより引き立って見えている。

    16日、移動通信業界によると、去る9月末に発売された「ワインスマート」は、一日の平均開通が1500台を突破し、興行を続けている。ワインスマートはフォルダー型スマートフォンで、複雑な機能を取り除き、価格を30万代に下げ、50~60代の利用者に最適化したフォンだ。メッセンジャーアプリケーション「カカオトーク」専用ボタンもある。

    SKテレコムの関係者は「先月開通モデルの30個のワインスマートが10位内に入り、隙間市場を狙ったスマートフォンが注目されている」と説明した。SKテレコムが中小企業と協力して、去る7月に発売したウェアラブル機器「TキッズフォンJooN」も去る10月初めに人気販売モデル10位内に入った。

    このように、特化フォンがよく売れると、携帯電話のメーカーは合理的な価格帯と実用性を強調したフォルダーフォンを続々と出している。LG電子は、ワインスマートで市場を広めるのに引き続き、先週、隙間市場である10~20代を狙ったスマートフォン「AKA」を発売した。スマートフォン前面に「目」の形を表示する個性のあるディスプレイを搭載したのが特徴だ。LG電子の関係者は「若い層の他にも、独特なデザインを望む消費者まで包摂することができる製品」と自信を見せた。

    サムソン電子は相対的に高齢の2世代移動利用者(300万人未満と推定)を狙った戦略を展開している。去る4日、フォルダーフォン「サムスンマスターデュアル」を発売し、年末のマーケティングに突入した。この製品は、複雑な機能がない。その代わりに、使用者の安全を考慮した「安否通知」機能を通じて、設定しておいた時間に携帯電話を使用しなければ指定された番号に通知メッセージを送信する。
  • 毎日経済_イ・ギョンジン記者/写真=毎経DB | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-16 17:55:00