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DDP、開館展示日程「デザインはあって、ファッションはない」

東大門デザインプラザ&パーク(DDP)開館 

    来る3月21日、ソウル中区乙支路(ウルチロ)に「東大門デザインプラザ&パーク(DDP)」が開館する。東大門デザインプラザ&パークはソウル市が計画し、ソウルデザイン財団が運営するデザインプラットフォームとして、建築家ザハ・ハディッドにより設計され、15個の空間を含む5個の施設に成り立っているのが特徴だ。

    特に開館展示で企画展9つのプログラムを実行する計画だと明らかにしたが、「特別企画展」、「海外協力展」、「市民メディア展」、「デザイン拡散展」など、デザイン関連行事が進行される。

    しかし、東大門という立地条件とは違い、ファッション関連行事をほとんど探してみるのが難しく、ファッションデザイン産業領域から排除されているようだという不満の声が出ている。

    ソウル市側は「DDPはソウルのファッショントレンドを一目で見ることが出来る場所でもある。東大門のライフサイクルに歩調を合わせて、24時間運営する予定で、多様なイベントと文化行事が進行される」とし、実際の行事の内容と違う方向性を明らかにし、混乱を加重させた。

    また、「デザイン・ファッション・文化芸術などを進行出来る施設および運営プログラムを通じて、デザイン創造活動に対する一般市民の認識向上および底辺拡大を期待する」と明らかにし、デザインに重心が置かれていることをうかがわせる。

    このように、「ソウルファッションウィーク」を除いては、ファッション観光地東大門の中心部とは位置が顔負けするほど、ファッション関連行事の割合が低く、論議が起きている。

    実際、来る9月デザイン企業、デザイナー、東大門居住商人などが参加する「東大門デザインマーケット」もやはり発表とは違い、現在まで具体的な試案が確定していない状態だった。また、その後にもファッション関連行事の追加は論議されなかったという立場だった。ソウル市関係者は、「DDP開館後、3月21日から1週間進行される『ソウルファッションウィーク』のほかは、現在ファッションに関連する行事が決まっていない」と語った。

    東大門デザインプラザは開館前からファッション観光地東大門という立地に対する期待感が高かったため、それに対する失望感は大きくならざるをえない。また、開館を契機に、低品質に対する東大門の否定的なイメージを改善することが出来るという世論の期待が大きかったため、失望感を加えている。

    このように、デザインプラザがデザイン全体を併せるのは良いが、ファッションが排除されているような感じを消し難い。消費者もやはり、デジタルと融合した先進ファッションを期待したが、ファッションが過小評価されているようで惜しいという意見だ。

    現在、デジタルプラザが開館を控えており、事実かどうかを断定することはできない。しかし、デザイン全般を併せる場所として生まれ変わる東大門の質的向上を誘導出来ることを期待してみる。
  • MKファッション_パク・シウン記者/写真=ソウルデザイン財団提供 | 入力 2014-01-09 18:08:35