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COEXモール、27日にオープン…過去の名声を取り戻すか?

ソウル江南区三成洞の複合ショッピングモール 

    コエックスモール(COEX MALL)の再開場を通じて、再び過去の名声を取り戻すのか関心を集めている。

    複合ショッピングモールであるコエックスモールが約1年8ヶ月の間のリモデリング工事を終え、27日に再びオープンした。この日、コエックスモールは早い時間から会社員や買い物客と外国人観光客たちで込み合った。

    コエックスモールは去る2000年に初めてオープンし、ソウルの代表的観光地として位置を確立した。しかし、若い顧客たちは新沙洞カロスキル、弘大(ホンデ)など、新たな商圏に奪われて危機を迎えた。コエックスモール側は「開店当時、中・高校生だった顧客たちが今は購買力を持つ核心ターゲットに成長した」とし、「別名『コエックスキッズ』を再び戻させることが今回の再開場の最も大きな目標」と明らかにした。

    新しく装ったコエックスモールはセントラルプラザ、ライブプラザ、ミレニアムプラザ、ASEMプラザ、都心空港プラザの総5つの区域で改編された。それぞれの区域は、互いに異なるコンセプトを持ち、トレンドに敏感な25・35代女性の顧客から家族単位の訪問客に至るまで、多様な顧客層の攻略に乗り出した。

    また、段階式舞台施設も設け、ショッピングはもちろん、文化イベントを通じたワンストップ(one-stop)機能を強化した。コエックスモール側は、「すでに12月までの展示ラインナップが捕らえられている状況」として、「ユニセフとインスタグラム写真展、キャロル公演などが開かれる計画」と明かした。

    既存に指摘された採光問題も相当部分が改善された。広い全面ガラスと明るい照明を使用し、雰囲気も一層すっきりとなった。また、上部が高くなり、地下の息苦しい雰囲気も最小化した。

    一層広くなった空間も注目すべき部分だ。コエックスモールは今回の構造変更後、既存の延べ面積より2万2000㎡広くなった15万4000㎡の規模を誇る。広くなった通路のおかげで、ベビーカーを伴ったショッピングも可能だ。

    しかし、顧客達が新たに変わった動線に適応できるかどうかは未知数だ。この日、望む売り場を訪れることができなかった訪問者達が案内デスクの前に列をなした。売り場の内部に案内ディスプレイが設置されていたが、スマート機器に慣れない訪問客達が利用するには困難があると見えた。また、一部の売り場は検索されず、不便を招いたりもした。

    コエックスモール側は「あまりにも売り場が広く、動線が長いため、これによる不便を最小化することが最大の悩みだった」と説明した。続いて、「売り場のナビゲーションサービスのために開発した『マイコエックス』アプリケーションが現在、放送通信委員会に承認を控えている状態」と述べた。

    また、「案内ディスプレイには、まだ売り場情報を送っていない企業があり、アップデートが完璧に行われていなかった」とし、「早速是正する予定」と伝えた。
  • シックニュース_クァク・ユン記者/写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-27 14:14:51