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簡単な食事代用商品「フィンガー・ミール」が注目される

  • 1人世帯と共働き家庭の増加に伴い、手に付かない「フィンガー・ミール」(Finger Meal)が流行している。

    素手で簡単に掴んで食べることのできる食品のことを意味する「フィンガー・フード」とは異なり、フィンガー・ミールは食事の代わりに摂取が可能な食べ物類のことをいう。忙しい現代人のライフスタイルに合わせて、食品業界がこれに合った製品を発売し、かなりの好評を得ている。
    大象(デサン)は、ビーフジャーキータイプのフィンガー・ミールを発売して良い反応を得ている。「チョンジョンウォン・サブザック(SAVZAK)」は、ニュージーランド産の低脂肪牛肉をベースにしているため満腹感があり、柔らかく作られているため食べやすい。発売6か月にして42万個が売れ、今年だけで100万個以上の販売が期待されている。30グラムの袋で3300ウォンという安くはない値段だが、栄養と満腹感の両方を満足させるという点で反応が良い。商品一つで年間30億ウォン台以上を売り上る親孝行商品だ。

    フルーツもまた乾燥した形態で出し、手をベトつかせずに食べることができるフィンガー・ミールとして続々と発売された。ボクムジャリ(www.bokumjari.or.kr)が発売した「みかんチップ」などは一袋40カロリー以下で超低カロリーだが、お菓子のようなカリッとした食感を感じることができ、人気を集めた。

    エナジーバーと呼ばれる「ニュートリションバー」も同じだ。一杯のご飯の3分の1に過ぎない100カロリー未満の製品がほとんどだが、スポーツ活動時に食べると良いと言うほど満腹感があり、簡単に食べることができる。

    オリオンの「ドクター・ユー(Dr .you)」などがこの市場に積極的に参入している。市場の成長も大きく、2008年には178億ウォンだったが、昨年は300億ウォン台を超えた。最終的には、フィンガー・ミール市場が食品メーカーにとって新しいブルーオーシャンになりうるという展望もある。
  • パク・インヘ記者 | 入力 2014-12-02 17:05:28