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LG電子、アメリカで開催の「CES 2015」で55インチのUHD OLEDテレビを紹介
- LG電子は来年「超高画質の有機発光ダイオード（UHD OLED）テレビ」の時代を開く。家電業界によると15日、LG電子は来年1月に米ラスベガスで開催される世界最大の家電展示会「CES 2015」で55インチUHD OLEDテレビを出荷し、OLED（有機発光ダイオード）テレビのラインナップ拡大を発表すると伝えられた。
今年の高級テレビ市場を席巻した、サムスン電子の48・55インチ「カーブドUHDテレビ」の独走を防ぐために、正面対抗戦略を選んだわけだ。
この間、高級テレビ市場では最高の画質を強調するUHDテレビと、次世代ハードウェアのOLEDテレビが激突した。それぞれに長所と短所があった。UHDテレビは、画質は良いがバックライトが取り付けられた液晶表示装置（LCD）であるために、厚さや形態という面から完全には自由でなかった。一方、OLEDテレビは次世代デバイスとして様々な形態での進化が可能だったが、画質はフルHD級に過ぎなかった。それぞれの利点を取ったUHD OLEDテレビを出したが、売上げの増加につながるには限界があった。
しかし、来年のLG電子はOLEDテレビ市場で価格を下げ、消費者の選択の幅を広げて大衆化を狙うつもりだ。OLEDテレビを、高級製品群のUHD OLEDテレビと通常のOLEDテレビに分けてサイズも多様化し、OLEDテレビ群でも価格や画質に応じて、消費者がすすんで選択できるようにするというわけだ。積極的な値下げも予告している。
LG電子製OLEDテレビのパネルを供給しているLGディスプレーは、すぐさま来年から坡州8世代ライン（M2）を本格的に稼動することで、パネルの価格引き下げが予想される。特に、8世代ラインに最適化された55インチパネルが月20万台まで生産が可能になり、55インチ台のOLEDテレビで積極的な価格引き下げが予想される。LG電子の65インチUHD OLEDテレビは、米のレビュードドットコム（Reviewed.com）が米国内で販売されているテレビを対象に実施した製品評価で10点満点を受けるなど、グローバル市場で好評が続いている。 - 毎日経済_ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-12-15 17:27:48
