数字経済 > 総合
CES 2015、独自OS搭載した「スマートTV」、家電とチャット「スマートホーム」
サムスン・LG電子、CESを驚かせるMade In Korea
- 米ラスベガスで開催される世界最大の家電展示会「CES 2015」を驚かせる製品が、「メイド・イン・コリア」であふれている。先月31日、家電業界によると来る6日に開幕するCES 2015で、世界最大のカーブドテレビを含め、タイゼン（TIZEN）やウェブOSなどの、独自のオペレーティングシステムを搭載したサムスン電子とLG電子のスマートテレビが披露される。
<（左）LG電子、シネビューモニター（右）サムスン電子、カーブドモニター >
同一のサイズで最大容量を実現した冷蔵庫や、世界の消費者が最も好む洗濯機も韓国企業が作った製品だ。水流を垂直に吹き上げる食器洗い機と、エネルギー消費を半分に減らした乾燥機などは驚くべき革新として評価されている。
「モノのインターネット（IoT）」時代を迎え、家の中の家電製品をスマートフォンで操作したり、状況に応じて自分自身を動作させるスマートホームシステムも、サムスン電子とLG電子の独壇場だ。サムスン電子はCES展示場に別個のスペースを設け、スマートホームシステムを構築してデモンストレーションを行う予定だ。主人が家の近くに来たら自分でエアコンを稼動して、ロボット掃除機の稼働を停止することはもちろん、外部者の侵入があればリアルタイムでCCTV映像をスマートフォンに伝送するなど、進化したスマートホーム機能が追加された。
LG電子は、LINEやカカオトークなどのモバイルメッセンジャーを介して、家電製品と日常的な言語でチャットする「ホームチャット」サービスを紹介し、今年から米国市場に本格進出する。外出・帰宅・パーティー・就寝などを入力すると、そのモードに合わせてLGスマート家電製品を簡単・便利に制御できる。冷蔵庫2種と洗濯機・乾燥機・オーブンなどに適用され、米国の家庭用インテリジェント冷暖房温度調節器のネスト（Nest）とも連動する。
サムスン電子は105型のカーブドUHDテレビとともに、タイゼンOSを搭載して、映画・ゲーム・ドキュメンタリーなどのコンテンツを大幅に補強したスマートテレビを展示する。また、これまでのUHD LCDテレビよりも画質が大幅に改善された量子ドットテレビも新たに紹介する。LG電子がCESで最も自信を持って紹介する製品は、UHD OLED（有機発光ダイオード）テレビだ。画質と重量や厚みなどを一度に発展させた製品だ。
アイデアが引き立つ革新的な製品も登場する。サムスン電子は、洗濯機に入れる前に手で行う下洗いまでを一度に行える洗濯機「アクティブウォッシュ」を披露する。
LEDを利用して「仮想炎」を作り、バーナーの動作と火力を簡単に確認できるシェフコレクション電磁調理器も展示されている。LG電子は、ボイラーなどの熱機関で使用される技術であるヒートポンプ方式を採用して、エネルギーを50％以上削減したエコハイブリッド乾燥機を出す。フルHDよりも2.4倍細かいWQHD解像度の34インチ曲面モニタ、21対9のアスペクト比のモニタ製品も大挙出品する。 - 毎日経済_イ・ジンミョン記者／ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-01-01 04:01:02
