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「いいね!」の数が売れ行き左右、シャネルに1000万の「いいね!」がつく理由

    最近、フェイスブックやインスタグラムなどの主要なSNSでは、「いいね!」をクリックしてイベントページを共有した消費者に、そのブランドの商品をプレゼントするなどの広告であふれている。

    さらに、カフェや飲食店を訪れても、その業者のページの「いいね!」をクリックした顧客に限り、飲み物をサービスするという方式の誘惑のフレーズを簡単に見つけることができる。

    しかし、この方法は「消費者が直接該当のSNSのページを見つけて『いいね!』を押す必要があり、多少面倒な部分があるため効果的に『いいね!』を増やすことが難しい」というのがマーケティング担当者が口をそろえるところだ。

    そこで、最近では「ライク・ファイ(LIKE・FI)」のように、その空間でWi-Fiに接続すると自動で「いいね!」も同時に押される、ユニークな形態のサービスが登場するに至った。

    店舗に入ると、無線LANを利用できるのか、Wi-Fi接続時のパスワードは何かを確認する消費者を狙った、「いいね!」を効果的に増やすための手段であるという点で示唆するものがある。

    このように、各業界がSNS活動を積極的に繰り広げるのには、消費者一人の「いいね!」が、多大なマーケティング費用が発生する他のテレビやオフライン広告とは違って、低コスト、または無料で一瞬のうちに、そのブランドを知らせることができる機会だと考えられているからだ。

    何よりもSNSは、広告コンテンツの形態や規格など、提供する方法に制限がないため、消費者に実質的で魅力的にアプローチできるコンテンツを表示できるという最も大きな利点がある。

    SNSマーケティングを積極的に活用しているユニクロ側関係者は、「SNSでの広報は200万人以上の人に同時多発的に情報が到達するので、はっきりとした可視効果が現れる」と説明した。

    また、「SNSは指定された期間にのみ発信するのではなく、必要に応じて、いつでも発信が可能なため、便利に利用することができる。もちろん、SNS上でも費用は発生する場合があるため、無限に発信することはできない」と付け加えた。

    このような流れに応じて、小規模なバッグブランドの関係者は「広告は何も出さず、Facebookやインスタグラムに多くの時間を投資している。海外の消費者まで増えてきて驚いている」と伝え、別のジュエリーブランドの関係者も「SNSに上げるための商品カットだけで、週3回以上撮影する」と伝えてSNSを通じた購買力を実感させている。

    片手に持ったスマートフォンの時代が開かれ、SNSを利用した即時通信により全世代がつながっていることが当然の雰囲気となっている。会社のSNSの「いいね!」を増やす傾向は、当分の間、急な速度で広まる展望だ。
  • シックニュース イム・ソヨン記者/写真=各社フェイスブック | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-10 17:38:33