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サムスングループ、社内放送でフィンテック教育に乗り出す

  • サムスングループは社員を対象に、フィンテック(FinTech)教育に乗り出した。

    次世代の有望事業として育てる、フィンテック熱風を拡散させるための措置だ。 財界によると13日、サムスンは社内放送(SBC)を通じて最近、「モバイルで変える金融サービス」を放映した。全3部作で、新たな金融ビジネスモデルを携帯電話の使用人口の増加と、これによるライフスタイルの変化という観点から見たプログラムだ。

    第1部「便利だろうか」は、モバイル金融サービス登場の背景と、グローバルなフィンテック企業のビジネスモデルが紹介された。特にモバイルを中心に、いつでもどこでも海外送金が可能で安価な手数料と高速振込みサービスで人気を集めている、英国のスタートアップであるトランスファーワイズ(TransferWise)と、資産管理人を置かずアルゴリズムでのみ個人資産を管理する米ベターメント(Betterment)などが目を引いた。

    第2部「安全だろうか」は、セキュリティ性に焦点を合わせた。サムスンをはじめとするグローバル企業が主導しているサイバー認証技術協議会(FIDO/Fast Identity Online)は、バイオメトリクスなどの新しいセキュリティサービスの技術標準を整えるために努力している。

    第3部「面白いだろうか」は、金融サービスでも「楽しさ」を重要な価値とする若い世代のトレンドを扱った。中国のアリペイ(支付宝/Alipay)とテンペイ(財付通/Tenpay)は「お年玉イベント」など、楽しいマーケティングでモバイル決済市場を拡大しており、これを自社で運営しているオンラインショッピングモールと連携して相乗効果を得ている。

    米国では個人間の送金機能とソーシャルネットワークサービス(SNS)を結合したベンモ(venmo)というサービスが人気を集めていると放送は伝えた。先だってサムスン電子は去る2月、モバイル決済ソリューションプロバイダのループペイ(Loop Pay)を買収し、携帯電話のフィンテック市場に挑戦状を投じた。ループペイは磁気セキュア転送(MST/Magnetic Secure Transmission)関連の特許を保有している会社で、サムスンはギャラクシーS6にループペイの技術を採用した。
  • 毎日経済_チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-13 17:32:33