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男性化粧品、ファンファン(FunFun)になる

    化粧品業界にファン(FUN)マーケティングの風が吹いている。SNSを通じ、消費者が直接参加し、疎通できることはもちろん、お笑いの要素を利用し、ブランドに対する関心を誘発しているものだ。とくに、このようなマーケティングは、男性顧客を中心に繰り広げられている。着飾ることに対してまだ関心がなかったり、拒否感を依然と持つ男性消費者にコミックさでさらに一歩近づくものだ。

    粋でハンサムな俳優でない、身近で出来が悪くさえ見える人を登場させることで、ビューティは特別な人がするものではない、誰でも必要なものだというメッセージを投げかけている。

    ソマン化粧品は、サイ(PSY)をモデルとして契約した知らせを聞いた関係者の反応を、ティザー映像に込めた。化粧品とまったく似合わないサイをモデルとして起用したという知らせに、怪訝な反応をみせた消費者が多かった。彼らと同様に、憂慮の声を出す関係者の姿に、消費者は大きく共感し、微笑んだ。

    このような異例的なモデル戦略に対し「信じてください」と話すマーケティングチーム長とサイが登場し、「奇想天外なコラボレーション」だという字幕で幕を閉じる。このリアルビハインドストーリー映像は、ユーチューブで40万ビューを達成する記録を立てた。

    CNP化粧品のコミックバイラル映像「アンプル男」も、ユーチューブで再生回数10万回を記録するなど、熱い反応を得ている。「アンプルを呼ぶ男」は、負担に感じるような外見に過度な自信感の所有者である男性が、美貌の女性に肌ストレスを受ける状況を話し、疲れた肌にアンプルが必要だということを逆説的に話している。とくに、専門の演技者でない、広告エージェンシー職員のコミックでしらじらしい演技が笑いを誘った。

    韓国大塚製薬の男性化粧品ブランド「ウル・オス」は、広告の動画に顧客が直接出演する、インタラクティブ広告アプリイベント「お兄さんの肌CFキャスティングイベント」を実施した。

    これまでチャ・テヒョンの愉快な表情演技とシャッフルダンス、共感できる歌詞で話題になっていたウル・オスの広告に、自分と友達が登場する興味深い映像を鑑賞できるという点で、大きな反響を得た。

    CNP化粧品広報チームのキム・ジウン課長は「面白くて共感できる素材で制作したバイラル映像は、地上波広告に引けを取らず、ブランドに対する認知度と製品に対する好奇心を同時に高める効果があった」とし、「今回の映像もやはり製品とともに面白い要素を適切に配合、実際に映像をオープンした後、関連製品の一月の売上が30%以上増えた」と話した。

    世界最大の男性化粧品市場規模を形成することにより、競争も激しくなりながら、男性化粧品市場のマーケティングはさらに活発になる展望だ。
  • MKファッション_チョ・ソンミ記者/写真=花を持つ男、CNP化粧品、ウル・オス提供 | 入力 2013-01-25 13:32:29