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男性中心に無職の40代が増加、自営業萎縮のせいか

  • 青年だけでなく、40代の就職市場でも異常が感知されている。就業者数が3ヶ月目で減りつつあり、減少幅もまた大きくなっている。特に男性労働者の相当数は、そもそもが労働市場の外に押し出されている状況だ。

    17日、統計庁の経済活動人口調査によると、3月の40代就業者数は前年同月との対比で6万7000人減少した。1月は2万7000人で2月には4万8000人が減ったことに続き、3カ月連続で縮小傾向を見せたわけだ。これは全体年齢層における就業者数の増加規模が、30万人台を維持しつつ現れたものであり、専門家らも「意外」という反応だ。この一年間の就業者数は、粘り強く増加傾向を維持した。昨年2月には就業者数の増加規模は10万9000人に迫るほどの好調を見せた。

    韓国雇用情報院のユン・ジョンヘ責任研究員は、「40代の就業者が減ったのは、常傭労働者の増加幅が鈍化したことに加えて、金融・保険業、教育サービス業、卸売・小売業の臨時労働者が減少したことが影響したとみられる」と語った。

    「40代の危機」は、主に男性中心に現れていることも注目に値する。40代男性の就業者数は、前年対比で1月に3万1000人、2月は5万6000人、3月には4万6000人が減少した。これに異なり、女性は1~2月の就業者数はむしろ増え、3月は小幅の減少にとどまった。

    そもそも労働市場の外に押し出される男性も増えている。40代の男性の経済活動人口は、3月は前年比で5万6000人減少し、非経済活動人口は4万4000人増加した。

    専門家らは自営業の萎縮のせいだという分析を出している。40代は主に自営業を始める年齢だが、最近の景気不安のために創業を留保することで、そもそも労働市場の外に押し出されているというわけだ。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-17 16:01:27