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ハンファQセルズ、テスラと共同で欧州市場を攻略

  • ハンファグループの太陽光部門の子会社であるハンファQセルズは、ドイツで開催される世界的な規模の太陽光発電展示会「インターソーラー(Intersolar)」で尖端エネルギーソリューションシステムを披露し、グローバル市場の攻略を加速する。米国の電気自動車メーカーのテスラ(Tesla Motors)社と、最新モデルの共同マーケティングも展開する予定であり、視線を集めている。

    ハンファQセルズは8日、独ミュンヘンで10日から12日まで開催されるインターソーラーに参加すると明らかにした。今回のイベントには、ハンファQセルズの南晟祐(ナム・ソンウ)代表とキム・ドングァン常務などの役員が総出動する。ハンファQセルズは量子(QANTUM/クァンタム)セル技術を導入したQ.プラス(Q.PLUS)シリーズを発売すると8日、明らかにした。このシリーズは340Wp(72セル)まで電気を生産できる、太陽電池業界で最も高効率のモジュール(複数のセルを組み合わせたパネル)だとハンファQセルズは説明した。低廉な多結晶セルを使用しながらも、単結晶セルの変換効率を超えることができるという長所がある。太陽電池モジュールだけでなく、住宅用総合エネルギーソリューションであるQ.ホーム(Q.HOME)システムも出展する。

    太陽電池モジュールの製造だけでなく、エネルギーマネジメント事業に領域を広げるという戦略だ。

    ナム・ソンウ代表は、「これまでのユーティリティ中心から離れ、住宅用太陽光発電市場を中心に変化する欧州市場の環境変化に先制的に対応する」と語った。今回のインターソーラーブースではテスラ社の最新モデルを展示して、太陽光エネルギーの活用範囲を広げることに注力する計画だ。ハンファQセルズは今後、欧州市場でテスラと共同マーケティングを展開して、太陽光発電エネルギーと電気自動車の底辺拡大などを共同で模索する方針だ。
  • 毎日経済_イ・ホスン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-08 17:23:56