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スマホ特需で、我も我もとPCからモバイルへ

    スマートフォンの大衆化とともに地下鉄、バスなど、大衆交通を利用しながら、リアルタイムでモバイルショッピングを楽しむ人が急増している。とくに、これまで近い距離にあるアウトレットや大型マート、百貨店などの流通網を利用しながら、オンラインショッピングの多少複雑な会員加入と決済システムに拒否反応をみせてきた主婦たち、すなわち中・壮年層もモバイルショッピングに目を向け始めた。

    これに、PCを利用したオンラインショッピングから自然にモバイルショッピングに入った顧客以外にも、オフラインショッピングからモバイルショッピングに直行するショッピング族が増えている。すなわち、PCとマウスを通じたショッピングを楽しむ段階を経ずに、モバイルの指型ショッピングにすぐに進入する消費の流れがあらわれているということだ。

    これに百貨店、大型マートはもちろん、価格競争で先頭を走っているソーシャルコマース、ホームショッピング業界も、早急にモバイル市場に備えている。とくに、スマートフォンの成長と緊密な関係を維持してきた、ソーシャルコマース市場の積極的な行動が目立つ。

    ウィメフ側の関係者は「当然、モバイル取扱高の割合が、オンラインよりも優勢だ」とし、「いざ、消費者がモバイル決済を試してみると、オンライン決済方式よりはるかに容易ということを知るようになる。よって、市場内で爆発的な売上高効果をみせている」と強調した。付け加えて、「モバイルでのみダウンロードできるモバイル専用クーポンを発行しているのはもちろん、サイトデザイン、フォントや構成もまた、モバイル基盤に変えている」と伝えた。

    実際にソーシャルコマースが登場した当時の趣旨は、地域基盤サービスを安く提供することだった。しかし、数年の間にスマートフォン加入者が急増したのと同時に、ソーシャルコマースはモバイルコマースに最も特化された流通網として成長するようになったということだ。

    それ以外にも、内需景気の低迷にも着実に成長の勢いを続けてきたホームショッピング業界もまた、モバイル市場を次の開拓地としてみる傾向だ。GSホームショッピングの関係者は「毎月、自社モバイルショッピングモールを利用する顧客が増えている。市場成長のためには、モバイル市場を逃してはならない」と強調した。CJオーショッピングの関係者もまた、「2011年だけでも、1%にとどまっていたモバイルチャネル取扱高の割合が、2013年9%に成長、本来、TV ▷オンライン ▷カタログ- ▷モバイルの順だった割合の推移が、2年後にTV ▷オンライン ▷モバイル ▷カタログに逆転した」と説明した。

    これに業界は、モバイル市場に符合する構造形成、専門人材を養成するなど、現在の流れに柔軟に対応するものとみられる。今年一年、モバイル市場に向かう熱い競争が注目される。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=MKファッション、photopark.com | 入力 2014-02-19 18:34:33