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違法複製2.7%減少…映画・音楽・出版の順で被害多い

2015著作権保護年次報告書 

    昨年、韓国内の不法複製物市場の規模は総3629億ウォンで、前年比2.7%減少したことが分かった。

    韓国著作権団体連合会の著作権保護センターが11日に発表した「2015著作権保護年次報告書」によると、昨年の不法複製物利用件は合計22億6100万件で、前年比6.1%減少した。韓国の国民10人中4人の割合で、不法複製物を利用したことが調査されており、国民1人当たりに換算すると、年平均59.6件を利用し、約9577ウォンを支出したレベルになる。

    不法複製物の流布による合法著作物市場の売上高の被害額は昨年、2兆2978億ウォンで、前年比4.2%減少した。また、潜在的な合法著作物の市場侵害率は昨年14.4%で、前年比1.6%ポイント減少した。これは、不法著作物の非流通を前提とした潜在的な合法著作物市場全体における、不法流通によって侵害された市場規模の程度を意味する。

    最も大きな被害を受けたコンテンツは、映画で約8361億ウォンの被害を被ったことが分かった。音楽は約4431億ウォン、出版4161億ウォン、ゲーム3959億ウォン、放送2066億ウォンなどの順だった。

    報告書で活用した実態調査は、韓国ギャラップ調査研究所が主管し、昨年5月23日から今年1月29日まで、全国の13~69歳の成人男女8000人を対象にした。オンライン・アンケートと個別面接調査を並行しており、標本誤差は95%、信頼水準は±1.10%ポイントだ。
  • 毎日経済_イ・ソンヒ記者 /写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-12 11:21:51