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健康関連の支出が急増した金持ちたち

  • 韓国で高齢化社会が急速に進展し、金持ちの「健康」に対する消費が急速に増えている。特に金持ちの支出は医療関連機関や健康食品に集中している。

    17日、新韓カードの「金持ちレポート」によると、昨年、新韓カードで1年に1億ウォン以上を決済した「金持ち加入者」1万8727人は、療養病院・産後処理院をはじめとする医療関連の機関で合計2966億ウォンを使った。電子商取引(3,583億ウォン)に続き、消費支出2位を占めた。

    医療関連の消費は前年(1267億ウォン)に比べ2倍以上大きく増えた。 2012年まで、医療関連の消費は消費の内訳「トップ10」に名前が入っていなかった。その後、2013年に消費の内訳4位に登場したが、昨年は2位に跳ね上がったのだ。

    昨年、新韓カードの金持ち加入者は、医療機器・健康診断の分野でも1158億ウォンを支出した。健康食品を買うことに429億ウォンを、薬局で369億ウォンを決済した。トップ10の消費リストに健康関連の項目が4つも名を連ねた。これをすべて合わせると、4922億ウォンに達する。

    2010年から2013年までの新韓カードの金持ち加入者は、4年連続でガソリンスタンド業種で金を最も多く使った。しかし、ガソリンスタンド業種は昨年の消費の内訳で3位に落ちた。その空席を健康関連アイテムが急速に埋めている形だ。これは、50・60代のシルバー世代が消費の主役として浮上する現象と密接な関係がある。

    2010年、新韓カードで1億ウォン以上の決済をした金持ちのうち、50代の女性の決済額は262億ウォンだった。この金額は昨年の5631億ウォンより20倍以上に増加した。一方、30代の女性の消費は同じ期間、金額が616億ウォンから7575億ウォンへ11倍に増えた。

    60代以上の男性金持ちの加入者の消費は、2010年の350億ウォンから昨年4146億ウォンに増え、10倍以上に増加した。消費の主役である40代の男性の増加率は、60代以上の増加率の半分に過ぎなかった。今年もマーズ(MERS)の影響で健康問題が急浮上しており、金持ちの健康のための消費は安定する見込みだ。一方、新韓カードの金持ち加入者は、2010年の3542人から昨年は1万8727人へと、5倍以上に増えた。
  • 毎日経済 ホン・ジャンウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-17 20:08:35