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ICT企業中心のインターネット専門銀行、年内に誕生か

  • ネイバーとダウムカカオのようなICT企業が中心となったインターネット専門銀行(以下「ネット銀行」)が1~2ヶ所、年内に誕生する見通しだ。

    金融当局はネット銀行発足のために、産業資本の銀行資本への参加規制や最低資本金の基準を大幅に緩和することにした。特に、産業資本がネット銀行の総株式の半分まで所有できるように、規制を大きく緩める。現在は銀行の株式を4%まで所有できる。

    ただし、サムスンや現代自動車、LGなどの資産5兆ウォンを超える相互出資制限企業は、規制緩和の対象から除外した。大企業の系列会社の進入を許容していないためだ。金融委員会と金融監督院は、このような内容のネット銀行の導入案を18日に発表した。

    (産業資本が銀行を所有できない)銀産分離制度の大枠は維持するとしたが、ネット銀行に限り、産業資本による銀行株式の保有も上方修正するとともに、最低資本金の規模も市中銀行の半分の500億ウォンに設定した。

    ネット銀行の業務範囲も、一般の市中銀行と同じように可能にする。ネット銀行で預・積立金はもちろん融資やクレジットカード、保険業務を処理できるというわけだ。金融委は法改正前の9月から予備認可の申請受付を行った後に審査を経て、年内に1~2ヶ所のネット銀行の予備認可まで出すという方針だ。金融当局は、ネット銀行の出現で既存銀行間の競争が促進され、革新的な各種金融サービスが現れて消費者の利便性が大きくなることを期待した。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-18 17:48:11