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韓国経済研究院、成長動力産業に指定されたバイオ・医薬の競争力は低い

10年、口先だけの新成長動力 

  • 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府から朴槿惠(パク・クネ)政府まで、政府三代にわたって指定された成長動力産業の中でバイオ医薬品など9つの産業は、グローバルな競争力はまだ低い水準だという研究結果が出た。

    韓国経済研究院(KERI)は19日に公開した「成長動力政策の現状と政策的示唆点」レポートでこのように明らかにして、「競争力が脆弱な産業を中心とした投資が行われなければならない」と主張した。報告書は、歴代政府が過去10年間に指定した成長動力産業のうちの19業種を選別し、市場シェアや売上高などを基準に競争力を評価した。

    19種の成長動力産業のうちで二次電池、次世代スマートフォン、次世代ディスプレイ、次世代テレビ、燃料電池、機能性ナノフィルムなど6つの産業は、グローバル5位内にあることが分かった。一方で、グリーンカー、システム半導体、バイオ医薬品、メディカル・バイオ診断システム、風力関連、次世代センサーネットワーク、製造業用ロボット、スマートグリッド、組込みソフトウェアなど9つの産業は20位以下の水準であることが調査された。

    報告書は「成長動力産業がデパート式に羅列されないように、『選択と集中』の原則を堅持しなければならない」とし、「李明博政府の新成長動力政策の場合、17大業界に対して200種の課題を推進したが管理が行われず、成果が大きく不十分だと評価されている」と指摘した。政権が変わるたびに、原点から政策を立てるのではなく、前政府が推進した政策の評価に基づいて、既存の政策の継続可否などを判断しなければならないと提案した。
  • 毎日経済_キム・テジュン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-19 15:49:21