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韓国政府、マーズで打撃の観光業に3000億ウォンを支援

  • 崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官は2日、「中東呼吸器症候群(マーズ)によって困難を経験している観光業界に、3000億ウォン規模の設備・運転資金を支援する」と明らかにした。

    チェ副総理は同日、政府ソウル庁舎で開かれた第13回経済関係長官会議でマーズ事態と関連し、「消費指標の回復速度がセウォル号事故よりも遅れている方であり、観光・医療などの分野で対外的な不安感を解消するまでにはかなりの時間が所要されるようだ」として、観光活性化対策の輪郭を公開した。

    まず政府は、先月10日に発表した観光・旅行・宿泊・公演業種の中小企業への4000億ウォンの資金支援に加え、観光業界に3000億ウォンを追加で支援することにした。

    また観光需要の早期正常化のために、観客が一定の金額以下のチケットを一枚買えばもう一枚を無料で与えることができるように公演業界に資金を支援する一方で、低所得層に「統合文化利用券」を提供する。

    今回の会議では、観光のほかにベンチャー・建築を中心とした投資活性化対策と、輸出競争力の強化案も論議された。政府は創業者の連帯保証を免除する対象を拡大し、老朽建築物を再建築するときの容積率を増やす予定だ。また、輸出主力品目の製造設備を持ち込む際に関税を一時的に大幅に減らすか、または無くすことにした。
  • 毎日経済_チョ・シヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-02 17:50:41