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「マイクロモーメント」時代、韓国が主導… モバイル検索使用率1位
- 会社員アン・ヒョンジンさん(25)はスニーカーを買うために、家の近くのデパートに立ち寄った。デパートに設けられた複数のスポーツブランド店を見てまわって、好みのスニーカーを発見した。
< 国別のモバイル検索使用率 / 「商品購入前に携帯電話で比較する」 >
アンさんはその場で購入することなく、スマートフォンを取り出して気に入った製品を検索した。検索結果を比較してみると、デパート価格よりも20%以上安く販売しているところがあった。アンさんはすぐにスマートフォンでスニーカーを購入した。帰りにはふと手作りハンバーガーが食べたくて、手作りハンバーガーグルメを検索した。満足したというコメントの多い店に立ち寄って、食事をして帰ってきた。
このように、消費者がスマートフォンで欲しいものをすぐに探して、見て、購入する「マイクロモーメント」時代を韓国が主導しているという分析が出てきた。
Googleは2日、全世界の消費者のインターネット利用行動を分析した「コンシューマーバロメーター」の2015年最新データを公開した。コンシューマーバロメーターはGoogleが昨年公開した、ウェブサイトで消費者が製品の調査から購入に至るプロセスで、オンライン・オフラインメディアをどのように活用しているかを分析したデータを提供する。
韓国はすでに「モバイルファースト」国家としてのマイクロモーメントを主導しているといっても過言ではない。
全世界56カ国・40万人以上を対象に行われたこの調査によると、韓国のスマートフォンユーザーの88%が少なくとも週に一回以上、モバイルで検索を行うと答えた。 56カ国のうち2位の中国(73%)や23位の米国(50%)、49位の日本(35%)と比較して圧倒的に高い数値だ。 - 毎日経済_チョ・ヒヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-02 17:49:18