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為替下落により購入代行創業熱風

    • 海外購買代行自動化サービス(コドモール)

    #米国の購入代行サイトを運営中のキム・ヒジュン(30)氏は、去るバレンタインデーを狙ってD社のチョコレートを販売し、爆発的な人気を享受した。D社のチョコレートを、有名百貨店で販売する価格より、10~20%程度安く消費者に供給したからだ。

    #海外有名ブランドの粉ミルクを販売するホ・ユンミ(35)氏は、ドイツのAptamil商品と哺乳瓶をセットにした商品プロモーションを繰り広げた。その結果、たった一日で全ての商品が品切れになる珍記録を立てた。

    海外のオンラインサイトで商品を直接購入する人が増加しながら、海外購入代行サイトと直購入カフェが好況を享受している。

    海外購入代行とは言葉どおり、海外のショッピングモールで販売される商品を、国内の消費者が購入できるよう商品情報・決済・配送まで、全ての部分を代行する事業だ。とくに昨年、米国とヨーロッパの海外購入代行ショッピングモールは、為替下落と海外商品の人気が加わり、売上額と件数が30~50%近く成長した。

    これにより最近、海外購入代行ショッピングモール創業を準備する予備創業者も増加している。海外購入代行ソリューションを利用する場合、商品買い入れと、人材運営にかかる時間と固定費用を節減し、1人ショッピングモール運営が可能なおかげだ。

    現在、国内で海外購入代行ソリューションサービスを提供する代表的な企業は、オンラインショッピングモール統合ソリューション企業のコドモール(代表チョン・スヨン)だ。コドモールは、ジョンミンソフト、イギムソフトと提携を結び、海外購入代行ソリューションをオンライン創業者に提供している。

    コドモール側は、「当社の海外購入代行ソリューションは、米国・ヨーロッパ・日本・ドイツなど、約700社余りの海外有名ショッピングモールが基本的に分析・連動し、便利に商品情報を収集することができる」とし、「販売したい商品を、自分のショッピングモールで陳列・販売も可能だ」と説明した。

    イ・ジェウク部長は、「最近、消費者は安くて良い商品を求めて国内はもちろん、海外市場での購入もいとわない」とし、「今後、海外購入代行市場はさらに多様化し、拡張すると予想される」と語った。
  • 毎日経済_キム・ユンギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-02-21 11:04:29