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SKハイニックス、第2四半期は営業利益1兆3754億ウォンを記録

    • < パク・ソンウク社長 >

    SKハイニックスは6四半期連続で1兆ウォンを超える営業利益を達成した。

    SKハイニックスは23日、今年の第2四半期は売上げ4兆6390億ウォンと営業利益1兆3754億ウォンを記録したと明らかにした。営業利益は前年の第2四半期よりも27%増加した規模で、SKハイニックスは昨年の第1四半期から1兆ウォン台の営業利益を上げている。朴星昱(パク・ソンウク)SKハイニックス社長はこの日、利村(イーチョン)本社で開かれた経営説明会で、「急速に変化する市場に成功的に対応するための本源的な競争力を備えるため、スマートでどぎつく勝負に臨もう」と、役職員らを激励した。

    売上げはPC需要の減少という悪条件の中でも、サーバー用とモバイル用DRAMの生産・販売に集中することで、昨年の同四半期に比べて18%増加した。クラウドコンピューティングとビッグデータの需要が増え、SKハイニックスは全体のDRAMに占めるサーバー用の比重を、昨年第4四半期の20%半ばから今年の第2四半期は30%台にまで引き上げた。スマートフォンなどに使われるモバイルDRAMの割合は、現在の30%台から年末には約40%を占めると予想される。

    下半期の見通しも明るい。第3四半期のiPhone 6Sなどの高級スマートフォンの発売が本格化し、モバイルDRAMとNAND型フラッシュメモリの需要増加が期待されるからだ。 SKハイニックスの関係者は、「第3四半期のDRAM出荷量は10%、NAND型フラッシュは10%半ばの成長が予想される」と明らかにした。 SKハイニックスは主力製品のDRAMだけでなく、電源を切っても情報の消えないメモリであるNAND型フラッシュにも力を集中している。

    金俊鎬(キム・ジュノ)経営支援部門長(社長)はこの日、業績発表後に行われたカンファレンスコールで、「第2四半期から生産した16ナノTLC(トリプルレベルセル)NAND型フラッシュは、年末までに比重を40%まで拡大するだろう」と述べた。

    SKハイニックスはこのような実績をもとに、今年の当初の計画(5兆ウォン台半ば)より増えた6兆ウォン台の投資を行なう予定だ。

    • < SKハイニックス実績 >

    キム・ジュノ社長は、「第2四半期の1兆8000億ウォンを含めて、今年の上半期に3兆7000億ウォンの投資を行った」とし、「今年の投資は環境安全性とインフラが追加され、6兆ウォン以上になるだろう」と述べた。特にSKハイニックスは今年、安全分野に2800億ウォンを投資するなど、2017年までに事業場の安全管理と設備強化などに4070億ウォンを投入する方針だ。去る4月に事故が発生した利村新工場(M14)は、安全施設の補完作業のために工期が2カ月ほど遅れている。イ・ミョンヨンSKハイニックス財務本部長(専務)は、「工期が遅れても安全に万全を期して工事を進めている」とし、「今年の12月ごろにM14で1万3000枚のウェハを生産するという目標とは異なり、実際には5000枚以下が生産される予定」だと説明した。

    SKイノベーションも四半期ごとの基準で史上2番目に多い営業利益を上げて、久しぶりに「実績祝砲」を放った。 SKイノベーションは、今年の第2四半期の売上げは12兆9983億ウォンで営業利益は9879億ウォン、当期純利益は5875億ウォンを記録したとした。営業利益は前年同期比で黒字転換し、前四半期(第1四半期)よりも207.6%増え、四半期ごとに2011年第1四半期(1兆3562億ウォン)以来で史上2番目に良い実績を記録した。

    第2四半期の売上げは前年同期比で20.6%減少したが、今年の第1四半期より7.9%増えた数字だ。

    精油部門が今年の第1四半期に続き第2四半期にも良い実績を上げながらも、主力系列会社の業績不振で苦戦していたSKグループは、いったん一息つけるようになった。

    SKイノベーションはこの日、第2四半期の業績カンファレンス・コールで「第3四半期は精製マージンが弱気を続けるように見え、実績の低下が予想されるが、第4四半期は稼働率の調整と冬期需要などで徐々に回復するだろう」と展望した。

    一方、SKイノベーションは子会社であるSKルブリコンチュ(SK Lubricants)の上場促進作業を中断することにしたとこの日に発表した。 SKイノベーションは株式100%を保有しているSKルブコンチュを証券市場に上場したり売却する案を推進してきたがこれをすべて中断し、当分のあいだこの会社の収益性を向上させることに注力する方針だ。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者/チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-23 17:15:52