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第一毛織、自社株250万株を買い入れ…株主価値の向上のため

  • 第一毛織はサムスン物産との合併発表後の株価下落に対する本格的な対応に乗り出した。両社の合併に株主が全面的支持を送ったことに対する回答だ。

    23日、第一毛織はこの日から10月23日までの3ヶ月間で、4400億ウォンをかけて自社株250万株を買い入れると発表した。株価安定を通じた株主価値を高めるためだ。第一毛織は場内買入方式を通じて社株を買い入れる予定だ。

    第一毛織は17日にサムスン物産との合併が成立した後、株主の「怒り」に直面した状況だ。合併直前の16日、19万4000ウォンだった第一毛織の株価はこの日17万2500ウォンに、11.08%も急落した。合併に全面的な支持を送った株主を虚脱させる株価の流れだ。

    第一毛織の関係者は、「新しいサムスン物産は株主価値の向上に主眼を置くつもり」だとし、「まだ合併前だが、自社株の買入を通じて株価安定に最大限努力する」と語った。

    また、今回の第一毛織の自社株買いは、サムスン物産との合併反対の株式買取請求権行使を防ぐための布石と分析される。

    最近、サムスン物産の株価が急落し、この日のサムスン物産の終値は5万9100ウォンで、株式買取請求権行使の5万7234ウォンに近接した。このような株価下落を防ぎ、株式買取請求権行使を最小限に抑えるためだ。

    第一毛織とサムスン物産の間の合併が確定したことにより、両社の株価は合併比率の1対0.35に合わせて動く。第一毛織の株価が上がる場合にはサムスン物産の株価ものやはり同じように上がることになる。
  • 毎日経済_キム・デヨン記者/ハン・ウラム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-23 17:52:16