記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

「未来のショッピングの主役はモバイル」

回答者10人のうち6人が次世代ショッピングのプラットフォームにモバイルを選択 

    • < ショッピングの段階別オンラインvs.オフライン利用割合 >

    買い物をするためにデパートや商店街に行く時代はすでに遠い昔のことになってしまった。どんなものがあるのか​​、これからお金がたまったらどんなものを買おうか、ブラブラと見て回るウィンドウショッピングですらオンラインで行うようになった。

    オン・オフラインの境界はすでに崩れた状態にあり、今後はオンラインの中でも、モバイルショッピングが中心になるという観測が有力だ。

    市場調査会社マクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendminitor.co.kr)の調査でも、このような傾向を読み取ることができる。韓国の成人男女1000人を対象に実施したモバイルショッピングに対するアンケート調査で、オンラインショッピングがオフラインよりも優勢であるとことが分かった。

    ショッピングを3段階に分けて見てみると、情報探索ではオフラインが24.1%、オンライン(PCとモバイル)が75.9%と、オンラインが圧倒的な優位を占め、見物やショッピングはオフラインが28.4%、オンラインは71.6%、最後の支払いの段階は、オンライン69.9%、オフライン30.1 %と、オンラインがはるかに多かった。

    オン・オフラインのショッピングにどのような違いがあるのか​​という質問には、回答者の半分程度(47.2%)が商品の質ではほとんど差がないと答えたものの、販売業者が提供するサービスは同じかという質問には29.2%だけが「そうだ」と明らかにし、最終的には商品の価格や質よりも付随的な利点の違いがあることを教えてくれる。

    オンラインショッピングの中でも、まだPCがモバイルより優勢であると調査された。ただし、若年層ほどモバイル機器を利用して商品を見て回る(20代49%、30代42.6%、40代36.6%、50代27.3%)傾向が濃く、男性より女性(男性35.1%、女性42.7%)のモバイル活用頻度が高いことが分かった。

    特にPCは、情報伝達の側面(PC 91.2%、モバイル6.1%)で、アクセシビリティはモバイル(PC 34.7%、モバイル64.2%)が消費者に高い評価を受けた。つまり、オンラインショッピングをする消費者は、PCで見ることが便利ではあるものの、モバイルの「いつでもどこでも利用が可能だ」という点に注目しているわけだ。

    今回の調査で、今後ショッピングをするときに利用するプラットフォームもモバイルではなく、PC(PC 81.5%、モバイル72%)が優勢であると調査された。しかし、20代と女性を中心に、モバイルショッピングが大勢になりつつあることは、注目すべき点として分析された。

    一方、今回の調査では、モバイルショッピングに対する全体的な認識が非常に肯定的であり、回答者の77.6%が「時間が足りない現代人にモバイルショッピングは適当なショッピング方法」とみなされており、10人のうち6人(61.2%)は、モバイルショッピングがPCより多くなるという見通しに賛成票を投じた。

    モバイルショッピングで最も多く購入する商品は衣類(55.6%。重複回答)が最も多く、ファッション雑貨(45.7%)、食品・健康関連製品(37.9%)、デジタル・家電製品(28%)、生活・キッチン用品(26.8%)、美容製品(25.7%)の順だった。
  • O2CNI_Lim, Chul/資料=マクロミルエムブレイン | 入力 2015-08-09 09:00:00