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韓国の対中国への投資額、3分の1に減少した

今年上半期の対中国投資32%減…製造業・金融業の投資減少 

  • 中国の景気減速に伴う製造業投資の減少により、韓国の対中国投資額が前年比3分の1近く減少した。

    企画財政部が11日に発表した2015年上半期の海外直接投資動向によると、今年上半期の海外直接投資の規模は174億5000万ドルと集計された。これは昨年の上半期に比べて12.1%増えたものだ。海外への直接投資額は、上半期ベースで2011年273億5000万ドル、2012年212億ドル、2013年166億7000万ドル、2014年155億7000万ドルと、継続的な減少傾向を見せていたが、今年に入って上昇逆転した。

    このように、全体的な海外投資は増加傾向を見せているが、中国の景気減速に応じて対中投資は低調レベルを記録した。昨年上半期、中国への投資額は20億2000万ドルと全体の海外投資額の13%に達したが、今年は13億7000万ドルに縮小された。

    全海外投資額における割合もまた、8%に満たない水準に落ちた。特に中国製造業への投資は、昨年の15億7000万ドルから9億3000万ドルへと、なんと40.8%も下落した。

    対米国の投資は、金融保険業と卸売・小売業への投資が増え、前年比20.5%増の44億3000万ドルに増加しており、ベトナムとシンガポールは鉱業への投資増加に応じて、投資額の増加率がそれぞれ82.2%と161.6%に達した。

    企画財政部の関係者は、「全体的な投資促進と自由化政策に後押しされ、今年は海外直接投資が増加すると予想される」とし、「ユーロ圏の不確実性と新興国の経済の脆弱性により、突然海外投資が萎縮する危険も常に存在している」と分析した。
  • 毎日経済 チェ・スンジン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-08-11 14:54:37