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「危険な」シートベルトやエアバッグ…リコールますます増える

    シートベルトやエアバッグの製造上の欠陥により、ここ5年間に韓国でリコールされた自動車が36万台に達することが分かった。

    韓国の交通安全公団が国土交通委員会のイ・ノグン議員に提出した資料を見ると、去る2011年から今年の6月まで、シートベルトの欠陥により8万5000台、エアバッグの欠陥により28万300台余りがリコールされたことが分かった。

    シートベルトのリコール台数が最も多い企業は韓国GMで、8万台に達した。韓国GMはMalibuとAlpheonの後部座席のシートベルトのバックルが外れる可能性が発見され、3月に7万8000台をリコールした。

    エアバッグのリコールが最も多い会社は12万2000台をリコールした現代自動車だった。現代自動車は昨年、Tucsonのエアバッグが含まれているステアリングホイールのホーンカバーが外れて、エアバッグの動作に支障を与え得る欠陥が確認され、12万2000台をリコールした。

    エアバッグのリコールが3番目に多い企業はトヨタで、1万1565台だった。

    このようにシートベルトとエアバッグの欠陥は安全に重大な影響を与える事案だが、一部の車両は是正率が低いことがわかった。Jeep Grand Cherokee 4WDはリコール後、1年3カ月が過ぎた6月末現在でも、是正率が25.5%に過ぎなかった。この車両を輸入・販売するクライスラーコリアはこれについて、「2002~2004年式の車両と、年式が古いため、車両の所有者を確認することができない場合が多く、抹消された車も多いため」と釈明した。
  • 毎日経済 チャン・ウォンジュ記者/写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-01 15:38:34