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会社員のへそくりは必要悪

アンケートでみると、なるほど! 

    金がないほど必要だという「会社員のへそくり」。小遣いを上乗せして使う会社員であるほど、へそくりの必要性はさらに高まる。食事代・酒代・交通費・通信費・慶弔費に各種語学など、学習塾まで通ったら小遣いはすぐに底をつく。かといって小遣いを上げてもらうこともできない。

    最近の共働き夫婦が増えて、各自の収入は自分で管理する者が多くなったとは言うが、へそくりが必要なのは同じだ。お互いの収入をよく知っている状況で、配偶者にこっそりと消費をしたいとき、へそくりは有用に使用される。

    マクロミルエムブレイン社(trendmonitor.co.kr)は、全国の会社員の男女528人を対象にアンケート調査した結果、4人中3人(76.5%)はへそくりを作ったことがあると答えた。性別では、へそくりを作った男性(80.5%)が女性(71.2%)よりはるかに多かった。

    会社員にへそくりが必要だと思うかという質問には、10人中9人以上の回答者(91.7%)が「そうだ」と答えた。性別・年齢・職級に関係なく、へそくりの必要性に対しては誰もが共感した。

    へそくりが必要な理由は人それぞれだ。「品位維持、遊行、余暇」という回答が33.5%で最も多かった。「慶弔費などの不規則な支出」(30.4%)、「治療費などの非常支出に備えて」(17.6%)、「未来に備えた財テク」(12.4%)などが後に続いた。「家族にすべての所得が公開されるのが嫌」と答えた者も4.5%いる。

    へそくりの目的に対しては男性と女性で違いがあった。男性は主に「品位維持、遊行、余暇」(43.3%)を目的にへそくりを作る。一方、女性の理由は様々だ。「慶弔費などの不規則な支出に備えて」という回答が29.7%で最も高かった。特に「治療費などの非常支出に備えて」という回答は、女性(26.3%)が男性(10.9%)に比べて著しく高かった。

    職級別にもへそくり作りの目的が異なっていた。役員は主に慶弔費にへそくりを活用し(44.4%)、社長・部長クラスは10人中の4人以上が品位維持と遊行などを目的にへそくりを作った。

    へそくりを造成する方法は、「成果給」が41.1%で最も多かった。続いて「出張費」(15.1%)、「福利厚生費」(12.9%)、「慶弔時に受け取った金」(9.7%)などの順だ。

    「あなたはへそくりを管理していますか?」。
  • 毎経エコノミー | 入力 2014-03-10 10:36:08