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アモーレパシフィック、中東・南米・カナダまでビジネス領土を拡大

    アモーレパシフィックグループは「アジアンビューティー」を基盤に、中東・南米・カナダまでビジネスの領土を大きく広げる。 9日、徐慶培(ソ・ギョンベ)アモーレパシフィックグループ会長は、京畿道烏山(オサン)所在のアモーレパシフィック美容事業場で創立70周年記者懇談会を開き、「アジアンビューティーで世の中を美しくする美の旅程を開拓し、遠大な企業として乗り出すつもり」だと明らかにした。

    未開拓の領域や成長可能性の大きい中東市場にまず進出した後、ブラジルやメキシコやコロンビアなどの南米まで外縁を拡張するというものだ。最近進出を開始したカナダを中心に北米事業の成長を強固にした後、2016年に中東、2017年には中南米市場に進出して「アジアンビューティー」を広げるという構想だ。

    アモーレパシフィックのキム・スンファン戦略担当専務は、「アジアンビューティーで次元の違う美しさを“未知の地”に伝播する」と説明した。現在、海外市場の半分を占める中国だけに頼らず、果敢に新市場を開くということだ。これにより、アモーレパシフィックは売上げを昨年の3兆1527億ウォンから2020年は12兆ウォンに、利益率は11.2%から15%にそれぞれ引き上げるという目標を立てた。同じ期間における海外市場の割合も21%から50%以上に高める計画だ。

    アジア市場は依然としてアモーレパシフィックの中心軸として育て続ける計画だ。

    この日、ソ・ギョンベ会長は、「アジアは“エルドラドのワイン”のようなところ」だとし、「莫大な購買力を持った中産階級と富裕層が続いて集まっており、アジアメガシティを攻略することは最も重要だ」と強調した。インドのデリーとムンバイ、バンコク、タイ、ベトナムのホーチミン、フィリピンのマニラ、ジャカルタなどが、アモーレパシフィックが主な攻略対象として狙う人口1000万人以上のメガシティだ。このため技術研究院にアジアンビューティー研究所を新設し、アジアの主要15都市を年間降水量や気温などによって4つのグループに分け、地域別に合わせた化粧品の新商品を開発する予定だ。特に中国は華北・華東・華西・華南地方など4つの圏域に細分化して、環境に合った製品を開発する。
  • 毎日経済_パク・イネ記者/チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-09 17:57:28