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サムスン電子の体験型店舗「ギャラクシーソーホースタジオ」に行ってみる
■ IT売り場？高級社交クラブ？…サムスンギャラクシー、体験店に行ってみると
- △写真＝9日（現地時間）夜、ニューヨークの名所「ソーホー」に位置するサムスンの情報技術（IT）体験型店舗「ギャラクシーソーホースタジオ」に約100人のニューヨーカーが集まった。サムスン電子の新製品に自然に接することができるここは、「IT＋文化」の接点の場として浮上している。 [ニューヨーク＝ファン・イニョク特派員]
「ずんずん~ずずんずン~」。
心臓をドキドキさせる早いビートの音楽が、ずっとホールをいっぱいに満たしている。やけに気取って着飾った善男善女がカクテルグラスとワイングラスを手に持って、三々五々集まって会話を交わす風景は間違いなく社交クラブだ。
9日（現地時間）午後7時、米国ニューヨークの観光スポット「ソーホー（SOHO）」に位置するここに、100人を超える若者が続々と集まってきた。快適なソファとスタンディングテーブルの周りに最新のスマートフォン、タブレット、カーブドテレビ、大型タッチスクリーンなどが展示されているこの場所は、サムスン電子の米国体験型1号店「ギャラクシーソーホースタジオ」だ。サムスンが自社のモバイル機器の体験型店舗を「マグネシス」という米国社交クラブの会員に快く貸したものだ。弁護士や会計士に金融機関の従事者など、さまざまな専門職の集まりであるマグネシスのメンバーは、ゆったりと会話を交わしながらサムスンの最新IT機器を自由に体験した。
夜のイベントに参加したマイケル・サイモンスン氏は、「ギャラクシータブS2が非常に美しくてなめらかなタブレットだということを知った」とし、「友達と会話するあいだ、タブレットから手を離すことができなかった」と語る。アリソン・スパリコ サムスン電子米国法人イベントマネージャーは、「ニューヨーカーたちの多様な文化的・社会的欲求に応えて、最新機器の顧客体験の機会を増やすために、このように自由なイベントを企画することになった」とし、「イベントに参加した潜在顧客の反応が熱い」と語った。
マンハッタンのソーホー地区に2013年12月にオープンしたギャラクシーソーホースタジオは、これまで63万人以上が訪れたニューヨークのITスポットだ。今回は一般的な体験型の店舗フォーマットとして脱皮して、風変わりな実験に乗り出したわけだ。今年2月にはNBAオールスターとファンを招待したイベントを店頭で開催し、オスカー授賞式観覧行事、アベンジャースファンミーティング、ヨガ体験クラスなどの多彩なイベントを次々と開催する破格の演出だ。今月20日にはエミー賞授賞式観覧パーティーを開く予定だ。ジェイミー・ハラース ギャラクシースタジオ総支配人は、「若い世代は製品体験を通して購入を決定する場合が多い」とし、「体験の接点を増やすことが忠実顧客を多く確保できる方案だと判断して、顧客との異色体験イベントを継続模索する方針」だと述べた。この日の昼にもさまざまな顧客がギャラクシースタジオを訪れた。2回目の訪問だというメリス・メルベル氏は、ギャラクシーノート5で撮影した写真はBluetoothを通じてサムスンタブレットに転送された後、無線プリンタから出力される体験をした後、「ワンダフル」をしきりに繰り返した。
サムスン電子米国法人の関係者は、「体験型店舗は来場者が多いときは週に1万人に達する」とし、「ギャラクシーS6エッジとギャラクシーノート5などの新製品の販売もはずみをつける雰囲気」だと最近の流れを伝えた。
サムスン電子はIT体験型店舗での任務を果たしたギャラクシースタジオを年内に閉店し、マンハッタンのチェルシー近くの「ミートパッキング」地域にこれまでの店舗よりも5倍大きい「ニューヨークマーケティングセンター（仮称）」をオープンする予定だ。これまでの店舗はモバイル機器が中心だったが、新しい空間は3つのフロアにわたってスマートフォン、タブレット、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、サムスンのIT製品を網羅した体験スペースとして飾る計画だ。
この地域は特にマンハッタンで最も熱く浮上しているファッション・文化の街なので、サムスン製品の高度な機能をニューヨーカーに伝えることができる最適の要衝としてあげられている。
サムスン電子米国法人の高位関係者は、「サムスンが所有している最新の技術を体験できる、本格的な消費者体験空間として育てるつもり」だとし、「これまでの店舗とは次元が違う異色空間として構成するために、密かに工事を進めている」とした。 - 毎日経済_ニューヨーク＝ソク・イニョク特派員 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-11 00:56:20
