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スマホのニッチ市場攻略…安心フォン2年目で利用者15万人突破

  • S1の安心フォンが発売2年目にして累積顧客15万人を突破し、安全に特化したアルトゥル・フォン( お買い得フォン)でニッチ市場を突き抜けている。

    去る15日、S1によると2013年9月に発売した安心フォンが安価な端末機価格と料金制は既存のアルトゥル・フォンと同じ水準を維持しながらも緊急の状況でスマートフォンを通じて早く助けを受けることが出来る安心サービスによって差別化し、累積顧客15万人を達成した。安心フォンはスマートフォンにS1保安プラットフォームを搭載し、非常ボタンを押せば保安要員に出動を要請することが出来るアルトゥル・フォンだ。

    去る12月にはソウル中浪区に住むヤン某氏(80)が突然呼吸混乱を訴えて安心フォンの非常ボタンを通じてS1管制センターに緊急状況を知らせてきた。

    S1はヤン氏の位置を確認して119に通報し、直ちに保安要員を現場に出動させた。倒れているヤン氏を発見した保安要員は119車両で近隣の病院に緊急移送し、幸いにも最悪の状況を避けたりもした。

    S1のキム・ジョンイン新事業部専務は「今回の事例のように安心フォンを通じて失踪した認知症の老人を探したり、事故で道端に倒れた通行人救助するなど、生命と直結した緊迫した事故を予防した事例がこれまで2年間で90件にのぼる」としながら、「顧客が緊急の状況に陥った際に安心フォンが実質的な助けとなるサービスとして位置づいている証拠」だと話した。最近ではLTEスマートフォンにも端末機が拡大し30代以下の顧客比重が全体の30%を占めるほど若い顧客層が増えた。

    S1は現在、スマートフォンを含む全6種の安心フォンを提供している。安心フォンは電話で専門医療陣の相談を受けることができ、病院予約が可能な健康相談サービスを提供する。電源が切れていれば保護者にメッセージで知らせるサービスも提供する。S1は発売初期にはサムスンデジタルプラザ142箇所に留まっていた流通網をハイマート、電子ランド、KT M&S店舗など1616箇所に増え、多様な年齢層を攻略する方針だ。
  • 毎日経済_アン・ビョンジュン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-17 17:05:03