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ロッテグループの辛東彬会長、文化芸術のパトロンに

「ロッテ文化財団」新しく発足…シン・ドンビン会長、私財100億を出捐 

    辛東彬(シン・ドンビン/重光昭夫)ロッテグループ会長(写真)が私財100億ウォンを出捐するなど、ロッテは200億ウォンを造成して文化芸術のパトロンとして乗り出す。先月、シン・ドンビン会長が対国民謝罪文で約束した社会貢献活動の信号弾と解釈される。 24日、ロッテグループはシン・ドンビン会長が私財100億ウォンを出し、ロッテ物産、ロッテホテル、ロッテショッピングなどの3社が残りの100億ウォンを造成して合計200億ウォン規模のロッテ文化財団を発足させ、本格的な文化芸術の支援活動に乗り出すと明らかにした。これからロッテ文化財団は来年末に完成するロッテコンサートホールを主軸に、クラシック音楽の活性化に乗り出す計画だ。

    シン・ドンビン会長は、「ロッテが求めてきた豊かな生活の価値を国民と分かち合う求心点として、ロッテ文化財団が定着してほしい」とし、「これまで続けてきたスポーツの支援だけでなく、文化芸術に対する支援も拡大して、国内の文化・体育の発展に寄与できるように最善の努力を尽くす」と語った。スキー狂のシン会長は昨年11月のスキー協会の会長に就任後、韓国スキー協会に今年は20億ウォンを出捐して、2020年までに100億ウォンを支援することを約束した。

    ロッテ文化財団はシン会長が理事長を務め、財団の運営はロッテコンサートホールのキム・ウイジュン代表が総括する。理事会は5人でシン会長をはじめ、金炯旿(キム・ヒョンオ)もと国会議長、クォン・ヨンビン韓国文化芸術委員会委員長など、文化芸術界の発展に寄与してきた外部の人士4人で構成された。

    ロッテグループは今後、ロッテ文化財団設立と最高レベルのコンサートホールのオープンを契機に、文化企業としてのロッテのイメージをさらに強化する方針だ。

    ロッテは1983年の奨学財団設立を皮切りに、1994年に福祉財団、2009年にはサムドン福祉財団を設立して、教育・社会福祉分野での社会貢献活動を続けてきたことに続き、今回の文化財団の設立で社会貢献の範囲を文化芸術にまで広げることになった。 1200億ウォンをかけて建設されるロッテコンサートホールは、企業が運営する国内最大規模の公演会場だ。座席は総2036席規模で、舞台と客席の親密さを高めるために国内で初めて客席が舞台を取り囲むビンヤード(Vinyard)スタイルで設計された。
  • 毎日経済_キム・ジュヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-24 17:49:10