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現代証券の買収に消極的になったオリックス、臨時株主総会また延期

現代証券の売却が霧散する可能性…株式引受契約期間16日に終了 

    • < 現代証券の売却日誌 >

    現代グループが構造調整の次元で推進してきた現代証券の売却が霧散する可能性が大きくなった。現代証券の株式買収契約終結期限が満了したうえに、引受主体であるオリックスが現代証券の買収に消極的な立場にまわったことが確認されたためだ。

    オリックスPEの関係者は18日、「最近の国政監査で国会議員らがオリックスPEの現代証券買収に対する批判を矢継ぎ早に行うなど、国内の反感世論が高まり、今後の資金回収(エグジット)の不確実性が大きくなった」と述べた。この関係者は、「ほんの少し前まで現代証券に対する引受意志が100%だったとしたら、いまや状況が難しい場合は引受を放棄しうるという立場に変わった」と付け加えた。すでに現代証券の株式買収契約は、もはや有効ではない。去る14日、金融委員会の定例会議でオリックスPEの現代証券買収株主変更の案件が上程されず、16日だった取引終結日が経過した。

    現代グループとオリックスPEのいずれか一方が、買収契約を解約できるようになったということだ。

    売却作業を進めている産業銀行の関係者は「16日が売却終結日だったが、売却は終わっていない」とし、「19日、現代グループと引受側(オリックス)の意見を聞いて売却を継続するかなど、今後の方策を議論する予定」だと伝えた。 23日に予定されていた新任の代表取締役および役員選任に関する臨時株主総会は、またキャンセルが不可避になった。株主名簿の閉鎖が来月3日に解かれ、その前に一時的な株主総会を開く必要があるが、金融当局の日程上、いくら早くてもオリックスに対する現代証券の大株主承認は来月4日以降に可能だからである。現代証券は20日、全取締役陣が集まって、このような状況について議論する予定だ。
  • 毎日経済_ヨン・ファンジン記者/キム・テジュン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-10-19 11:20:24