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日本の製薬会社、特化戦略により韓国での成長の勢い増す

  • 韓国で、特定分野の市場を攻略している日本の製薬会社の成長が目立っている。

    26日、韓国の製薬業界によると、韓国に進出している6つの日系製薬会社のうち、アステラス(Astellas)、武田薬品(Takeda)、参天製薬(Santen)などが顕著な成長を見せていることが明らかになった。日本の製薬会社の中で1位のアステラスは、第3四半期までの処方額が874億ウォンと、昨年第3四半期の累積処方額である751億ウォンより16.4%増加した。武田薬品は、第3四半期累計の処方額が昨年の335億ウォンから今年は434億ウォンへと成長しており、参天製薬は220億ウォンから247億ウォンまで成長した。

    成長を見せる原因は、日本の製薬会社が、その会社だけが持つ強みで市場を攻略しているためだと分析される。アステラスは泌尿器科品目に集中している。現在、安国薬品と一緒に前立腺肥大症治療薬である「ハルナール(Harnal D)」「ベシケア(Vesicare)」などを販売しており、2品目だけで第3四半期の累計販売額が600億ウォン以上となった。また、最近アステラスが発売した前立腺癌の治療薬である「XTANDI」も今年100億ウォン台のブロックバスターを予想している。

    武田薬品は、慢性疾患治療剤に焦点を合わせて、韓国内で急速に成長している。最近、骨粗しょう症治療薬の「エビスタ(Evista)」は、第3四半期累計の処方額が120億ウォンで、骨粗しょう症治療薬1位の座を堅実にした。

    参天製薬もまた、眼科専門の治療薬として成長街道を走っている。眼球乾燥症の治療剤「ジクアス(DIQUAS)」で上半期だけで昨年比100%以上の成長率を見せ、現在、代表的な眼球乾燥症の治療薬として知られているアラガン(Allergan)の「レスタシス(Restasis)」の牙城を超えた。
  • 毎日経済 キム・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-10-26 17:10:50