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韓国産の軽攻撃機FA-50、フィリピンに輸出開始

    △写真=慶尚南道泗川にある空軍基地で27日、フィリピン輸出用FA-50の2機が離陸している

    フィリピンに輸出する韓国産の軽攻撃機FA-50が、韓国からフィリピンまで直接飛んでいき納品される。韓国航空宇宙産業(KAI)は27日、「FA-50の2機が、直接飛行してフィリピンに初納品された」と明らかにした。

    この日、フィリピンに引き渡されたFA-50の2機は、慶尚南道泗川を出発してフィリピン・クラークまで2482キロメートルを直接飛行(フェリー飛行)した。フェリー飛行は、他の輸送手段を使わず、直接飛行して伝達する方式で、気候変動と他国の領空通過など、多くの困難が伴うことが分かった。

    KAIは、今回の2機をはじめ、2017年までに12機をすべて納品完了する予定だ。

    KAIの関係者は「T-50系列の航空機は、ペルーとボツワナなどを中心に国際市場でマーケティングを活発に展開している」とし「特に1000機、約38兆ウォン規模の米国高等訓練機市場への参入に力を入れている」と述べた。
  • 毎日経済 アン・ドゥウォン記者 / 写真=韓国航空宇宙産業 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-11-27 13:58:29