記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

BMWコリア、輸入車販売台数部門で7年連続1位…今後も韓国に投資

デトロイトの代わりにソウル行き…BMW会長「韓国市場1位は世界1位」 

    「韓国市場は高級車部門で優れた指標です。BMWが韓国でナンバーワンであれば、世界ナンバーワンになりうるという確信があります」(ハラルド・クルーガーBMWグループ会長・写真)。

    「22ヶ所の韓国パートナーから今後4年間の納品受注額は8兆2000億ウォンに達するだろう」(キム・ヒョジュンBMWコリア社長)。

    11日に訪韓したハラルド・クルーガーBMWグループ会長は記者らと会った席で、韓国市場に対する大きな愛着を表現した。今回の訪韓はクルーガー会長の今年初の海外日程であるだけでなく、同じ日のデトロイトモーターショー開幕式への出席予定をキャンセルして行われて注目を集めた。クルーガー会長はこの日、グローバルなBMWグループが2015年まで6年連続で売上げ記録を更新するところに韓国市場が大きく寄与したと分析し、今後の韓国投資計画を明らかにした。

    BMWグループは2015年、世界市場で自動車224万7485台を売って、前年比で6.1%成長した。 BMWの販売台数が220万台を超えたのは史上初だ。クルーガー会長は、「成功的な結果において、BMWコリアが重要な役割を果たした」とし、「初期は2000台に達しなかった韓国市場の年間販売台数は、2015年には5万5000台以上に伸びた」と語った。昨年の韓国市場で、BMWコリアは輸入車販売台数部門で7年連続1位を達成した。

    クルーガー会長はBMWグループの成長に貢献した韓国市場に継続投資を約束した。現在、BMWコリアは研究開発分野に2150億ウォン規模の投資を進めている。同席したキム・ヒョジュンBMWコリア社長は、「研究開発センターに200億ウォン、部品センターの拡張に1300億ウォン、車両検査所に200億ウォン、2017年に完成する松島BMWコンプレックスに450億ウォンを投資している」と説明した。

    クルーガー会長はBMWコリアの社会貢献計画も明らかにした。 BMWコリアは現在までに、韓国で雇用4500以上を創出し、2016年末までにその数を5500に拡大する予定だ。クルーガー会長はまた、「BMWコリアは未来財団を通じて社会的責任を果たす企業になるだろう」と語った。 2011年に設立されたBMW未来財団は、低所得家庭の青少年を対象に進路指導と学外教室などを行っている。

    BMWコリアは現在までに約183億ウォンを、社会に直接または間接的に寄付した。

    サムスンをはじめとする韓国企業との協力も増やす予定だ。クルーガー会長は、「現在バッテリーセル部門で協力しているサムスンとは良好な関係であり、(他の)韓国企業とも接触して多くの話を交わしている」とし「すでにBMWグループに部品を供給している韓国の協力企業があり、これが韓国に研究開発センターを設立した背景」だと語った。キム・ヒョジュン社長は、「現在登録されている1次協力企業は22社で、今後4年間の納品受注額は8兆2000億ウォンにのぼる」とし、「バッテリーやディスプレイなどの最尖端電装部品だけでなく、制動装置やステアリング装置など、伝統的な分野での協力を拡大している」と付け加えた。
  • 毎日経済_パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-12 21:29:04