記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

LGディスプレイ、UHDテレビ用パネル1位を奪還…韓国産のシェア60%

  • 韓国メーカー同士でトップ争いを繰り広げている超高解像度(UHD)テレビパネル市場で、LGディスプレイが再び1位に復帰した。2位のサムスンディスプレイのシェアを合わせると「メイド・イン・コリア」が、なんと全体の60%に達することが分かった。

    11日、市場調査機関IHSによると、昨年第4四半期(10~12月)のUHD解像度テレビ用液晶表示装置(LCD)パネルの市場規模は1125万8000台と、前期(1152万9000台)比で2.4%減少した。UHDテレビ用のパネルは昨年第3四半期(7~9月)に初めて四半期別で1000万台を突破した。

    第4四半期のパネル出荷量をメーカー別にみると、LGディスプレイは前期比10.5%増の398万8000台を出荷し、35%の市場シェアで世界1位になった。昨年1~3四半期連続1位だったサムスンディスプレイは、第4四半期に279万台を出荷し、25%のシェアで2位になった。サムスンディスプレイのUHDテレビパネルの出荷量は第1四半期166万台、第2四半期330万台、第3四半期368万台と増加したが、第4四半期には24%減少した。

    LGディスプレイとサムスンディスプレイのシェアの合計は60%と、グローバルUHDテレビ10台のうち6台は韓国産パネルを使用していることになる。全体のテレビパネル市場では、中国と台湾の追い上げが激しいが、プレミアムUHDテレビ用パネル市場ではまだ韓国メーカーの競争力が独歩的だ。

    台湾のイノルックス(Innolux)とAUOが第4四半期144万5000台と120万台を出荷し、3位と4位を占めており、中国のチャイナスター(China Star)(80万9000台)、BOE(63万5000台)、日本のシャープ(38万4000台)などが後に続いた。

    LGディスプレイは43インチと49インチのなどの主力製品から84インチの超大型に至るまで、さまざまなUHDテレビ用パネルで顧客の需要に対応した点がシェア拡大につながったと分析した。LGディスプレイはUHDパネル市場の実績改善に支えられ、昨年の世界のテレビ用LCDパネル市場でも20.4%のシェアで1位になった。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-11 07:47:01