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ロッテ免税店が本店を800坪拡張する、2つの理由

    ソウル市の小公洞(ソゴドン)にあるロッテ免税店本店が来る5月、近くの商圏である明洞にオープンする新世界免税店に対応するために店を約20%広げる。

    これは、ロッテが昨年11月に年間売上高6000億ウォン規模のソウル市松坡区蚕室(チャムシル)に位置する免税店の営業権を失いながら、国内最大の売上を出しているロッテ免税店本店に集中するという趣旨とも符合する。

    11日、ロッテ免税店によるとロッテ百貨店小公店は、1日から12~13階のレストラン街のうち12階を全面閉鎖して、既存のレストランの構造物解体を始めた状態だ。今後、12階もロッテ免税店に変わる予定だ。6月の内に工事を終了して、7月には拡張オープンできるようにするというのがロッテ免税店側の計画だ。既存ブランド店の拡大はもちろん、新規ブランドの出店も予定している。

    このほかにも、昨年提出されたロッテ免税店事業計画書によると、約100平方メートル規模の旅行コンシェルジュ(concierge)施設とサービスも導入する。これは、外国人観光客が気軽にショッピングを楽しむことができるように、トランクとスーツケースを預かってくれるサービスで、ロッテ免税店本店の絶対消費層である外国人観光客を掴むためのものだ。

    ロッテ免税店が既存の小公店の売場面積約1万3400平方メートル(4054坪)の20%程度になる20760平方メートル(835坪)を拡張することにより、11月の1万30884平方メートル(4200坪)規模の新世界免税店本店の登場と、ロッテ免税店蚕室店の売上損失の影響を最小限に抑えることが出来るのかに、注目が集まっている。
  • 毎経ドットコム イム・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-11 09:16:00