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消費者が直接原液を選んだウイスキーを発売
グレンフィディック輸入会社、世界初試飲テストを通じて新製品を発売
- 世界で初めて消費者が直接選択した原液で作ったウイスキー製品が国内市場に投入される。
17日、シングルモルトウイスキー「グレンフィディック」(Glenfiddich)の輸入会社であるウィリアム・グラント・アンド・サンズ・コリア(William Grant&Sons Korea)は、消費者が直接参加して原液を選んだ後、これをもとにウイスキーの新製品を作って、上半期中に発売する予定だと明らかにした。
ウィリアム・グラント・アンド・サンズ・コリアは、消費者が直接乗車してウイスキーの原液を味わうことのできるキャンピングカー4台を持ち込んで、先月25日から3週間、首都圏一帯を回った。路上に停車して一般消費者を乗せたり、ウイスキー問屋やウイスキーの取扱い酒類業者などを直接探訪する方法で関係者がウイスキーの原液を試飲できるようにした。
ウィリアム・グラント・アンド・サンズ・コリアは12年産の原液と17年産以上のスーパープレミアム級原液3種、アルコール度数40度未満の低度原液、スピリット・ドリンク(ウイスキー原液100%の代わりに香りを添加した原液)など、計6種をあらかじめ用意した後、その原液の種類を消費者に一切知らせないまま試飲させるブラインドテストを実施した。
ここで、消費者が最も好んだウイスキーの原液を選んで、今後のブレンドウイスキー製造に投入する計画だ。今回の試飲テストイベントの名称は、「タイム・フォー・トゥルー・ウイスキー」(Time For True Whisky)だ。特にグローバル本社ではなく、支店が直接主導して製品を作ることはグレンフィディック130年の歴史上、初めてのことだ。
ウィリアム・グラント・アンド・サンズ・コリアのキム・イルジュ社長は「今回のクラウドソーシング方式の消費者参加型の製品発売は、韓国のウイスキー法人が完全に主導するという点で意義が大きい」とし、「韓国の消費者だけのためのウイスキーが発売されるだろう」と語った。 - 毎日経済 ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-17 17:17:16