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韓国産製品最大のライバルは日本産、中国産も伸びを見せる

  • 昨年世界市場にて韓国産製品のもっとも大きなライバルは日本産製品だった。中でも米国市場にて両者間の競争がもっとも熾烈だった。また技術力を持ち始めた中国が韓国を早く追撃しはじめた。高級技術において日本と向き合い、中・低級技術にて中国と熾烈に競争する「新ナッツクラッカー(日本と中国の間に挟まり力を発揮できない韓国の状況を指す言葉)」が現実化している。

    21日、現代経済研究院が発表した「主要市場にて韓国と競争国間の輸出競合度および占有率分析」によると、昨年韓国と日本の輸出競合度は58.8ポイントで米国・ドイツ(48.8ポイント)、中国(44.8ポイント)を大きく上回った。輸出競合度とは競争国の輸出品目構造がどれほど類似しているか判断する指標で、100に近いほど両国間の輸出競争が激しいことを意味する。

    現代経済研究院のペク・ダミ主任研究員は「世界交易が鈍化しながら昨年の輸出競合度が2008年の金融危機以降もっとも高くなった」と明かした。特に、米国市場において韓国と日本間の競争がもっとも熾烈だった。米国市場内の両国間の輸出競合度は61.2ポイントでドイツ(54.3ポイント)や中国(36.8ポイント)を大きく上回った。

    一方で、昨年韓国との輸出競合度が一番高まった国は中国だった。韓国と中国間の輸出競合度は44.8ポイントで一年前に比べて1.9ポイント増えた。ドイツ(1.3ポイント)、日本(1.2ポイント)がその後に続いた。ペク研究員は「新成長産業を積極的に育成し競争力を確保せねばならない」と明かした。
  • 毎日経済 ナ・ヒョンジュン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-22 04:01:04